マツダは2024年10月、新型クロスオーバーSUV「CX-80」を日本市場に投入しました。このモデルは、同社のラージ商品群の第4弾として位置づけられ、3列シートを備えた最上級SUVとして注目を集めています。
デザインとサイズ
CX-80は、全長4,990mm、全幅1,890mm、全高1,710mm、ホイールベース3,120mmと、ゆったりとしたサイズを持ちます。デザインコンセプト「Graceful Toughness」に基づき、SUVの力強さと優雅さを兼ね備えた外観が特徴です。特に、伸びやかなフロントノーズと洗練されたリアデザインが目を引きます。
内装と快適性
室内は、2列目にキャプテンシートを採用した6人乗り仕様と、ベンチシートの7人乗り仕様が選択可能です。3列目シートは、大人が快適に座れるスペースを確保し、長時間のドライブでも疲れにくい設計となっています。また、荷室は3列目シート使用時でもゴルフバッグやベビーカーが収納できる広さを持ち、シートを折りたたむことでさらに大容量のスペースを提供します。
パワートレインと性能
CX-80には以下の3種類のパワートレインが用意されています：
- e-SKYACTIV PHEV：2.5L直列4気筒ガソリンエンジンと高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。
- e-SKYACTIV D 3.3：3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたもの。
- SKYACTIV D 3.3：3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンのみの仕様。
これらのパワートレインは、力強い走行性能と優れた環境性能を両立しています。特に、プラグインハイブリッドモデルは、電動走行とエンジン走行をシームレスに切り替え、効率的なドライブを実現します。
安全性能と先進技術
CX-80は、最新の安全技術を搭載しています。「クルージング&トラフィック・サポート（CTS）緊急停止支援機能付」を採用し、ドライバーの状態を監視し、必要に応じて車両の減速・停止を支援します。また、最新のマツダコネクトシステムを搭載し、直感的な操作と多彩な機能を提供します。
まとめ
マツダCX-80は、デザイン、快適性、性能、安全性のすべてにおいて高い水準を誇るフラッグシップSUVです。家族での長距離ドライブや日常の移動を、より快適で安全なものにする一台として、注目に値します。