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2020年はどこへ行く? 関東エリアのオススメお花見スポット

2020年はどこへ行く? 関東エリアのオススメお花見スポット

冬の寒さが厳しければ厳しいほど、恋しく思えてくる春の足音。その訪れをわかりやすく告げてくれる花のシーズンが、2020年もいよいよ始まろうとしています。今回は、編集部が2019年に実際に訪れて心癒された「お花見スポット」をご紹介。関東エリアからアクセスしやすい名所を5カ所ピックアップしました。

 

昼だけでなく夜のイルミネーションまで美しい「あしかがフラワーパーク」

 

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、花と光の楽園と呼ばれるスポット。そのゆえんは、四季折々の花が咲き誇る“昼の顔”と幻想的なイルミネーションに彩られる“夜の顔”、のどちらもが甲乙つけがたい魅力的な時間を楽しませてくれるからにほかなりません。

昼の顔となる花の季節は、1月上旬からスタート。冬咲きのボタンやろう梅、寒紅梅などの早春の花たちが早くも咲き乱れます。3月に入るとチューリップが咲き始めて、本格的な「春」の気配が。そこから桜に藤、バラやシャクナゲ、花菖蒲にアジサイ、スイレンや秋バラたちが、華麗さを競い合います。

中でも藤は、あしかがフラワーパークを象徴する花と言えるほど。もともと「250畳の大藤」から施設が始まったこともあって、園内には様々な種類、色合いの藤がそこかしこで美しさを競い合っています。大藤棚はなんと600畳敷、きばな藤や白藤のトンネルなど、演出も豪華です。一方、夜の顔を彩るのは、幻想的なイルミネーション。中でもクリスマスイルミネーションは、全国イルミネーションコンテストで4年連続1位に輝くほどの見応えです。

10万㎡と言われる敷地全体を使った光のページェントは、どこに行ってもまるで夢のような世界。4月22日から5月20日にかけては、自慢の藤棚をモチーフにしたライトアップイベント「大藤まつり2020 ふじのはな物語」が開催されます。いわゆるイルミネーションとはまた違うあしかがフラワーパークの“夜の顔”は、とてもきらびやかでしかもロマンチック。家族はもちろんですが、夫婦や恋人同士でぜひ訪れて欲しいスポットと言えそうです。

【施設情報】あしかがフラワーパーク
入園料:300円〜1900円(大人1名、花の咲き具合によって変動)
開園期間:不定休(機器点検のため休園の場合あり)
開園時間:通常期 AM9:00〜PM6:00(「ふじのはな物語」期間中のライアトアップ時はAM7:00〜PM9:00 ほか、季節により変更あり)
住所:栃木県足利市迫間町607
問い合わせ:TEL 0284-91-4939
公式HP https://www.ashikaga.co.jp/index.html

オススメの寄り道スポット

栗田美術館
公式HP:http://www.kurita.or.jp
フラワーパークから歩いて行ける距離にある、陶磁専門の美術館。江戸時代の豪農の住居など、歴史を感じさせる建物が3万坪もの敷地内に点在し、それぞれに伊万里、鍋島、柿右衛門などの名品・逸品が展示されています。

 

四季折々の絶景と多彩なアクティビティ「国営ひたち海浜公園」

 

晴れた日には青い海原が広がる太平洋に面した場所。それが、総面積350ヘクタールにもおよぶ広大な国営ひたち海浜公園です。瑞々しい自然の恵みを最大限に生かした公園エリアだけでも、東京ディズニーランドの3倍近い広さを誇ります。

7つに分けられたエリアにはそこかしこに広大な花畑が広がり、四季を通じてさまざまな花々が圧巻の絶景を作り出してくれます。代表的なものでは、春のスイセン、チューリップ、初夏のネモフィラ、バラ、そして夏のジニア、秋のコキアとコスモスなどなど。

とくにオススメしたいのは、例年5月上旬から見頃を迎えるネモフィラです。「みはらしエリア」に広がる丘を、文字どおり絨毯のように淡いブルーで埋め尽くした小さな花たちは、一つひとつはとても可憐なのに凛とした佇まいがとてもキュート。秋にはここを、真っ赤なコキアが埋め尽くし、また違った味わいの絶景が広がります。

園内には他に、サイクリングコース、BMXコース、水遊びが楽しめる広場に林間アスレチックと行った、体を動かすアクティビティの環境も充実。さらに多彩なフードショップがあるので、家族全員がそれぞれにお気に入りのシーンで、のんびり寛いだ気分を満喫することができるスポットです。東京・宇都宮方面からのアクセスは、北関東自動車道に直結する常陸那珂有料道路を使うと便利。ひたち海浜公園ICを降りてすぐ。ただし花の見頃には相応に渋滞するので、早めの移動を心がけるのがベターです。

【施設情報】国営ひたち海浜公園
入園料:450円(高校生以上の大人1名、無料入園日あり、駐車料金は普通車1台520円が別途必要)
開園期間:毎週月曜日(ただし季節により変動あり・要確認)
開園時間:AM9:30開園PM4:30〜6:00(季節により変動あり)
住所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4(プレジャーガーデンはひたちなか市阿字ヶ浦町552-18)
問い合わせ:TEL 029-265-9001(プレジャーガーデンは029-265-8185:(株)常陸サンライズパーク)
公式HP https://hitachikaihin.jp

オススメの寄り道スポット

いわゆる“観光スポット”ではありませんが、公園正門に当たる翼のゲート側には、コストコホールセールやTOHOシネマズ、ファッションブランドが集まる複合施設といった遊べるスポットが充実しています。自然の美しさをたっぷり愛でた後は、お買い物を楽しんで帰るのもいいですね。

 

四季を通じて訪れたい「お花見スポット」大集合

 

◼︎ポピーの里 館山ファミリーパーク

公式HP:http://familypark.jp
南房総エリアは、温暖な気候で春の訪れも早め。中でも「館山ファミリーパーク」は、3月上旬〜4月中旬にかけて咲き誇る、10万株100万本のアイスランドポピーが見どころです。

他にも四季を通じて、菜の花やキンギョソウ、ひまわり、百日紅、ラベンダーなど、多彩な花々が楽しめます。パターゴルフ場などのレジャー施設やレストランも充実。ドッグラン広場で愛犬と過ごすのも楽しそうですね。至近には他に、オートキャンプ場を併設した「白浜フラワーパーク」もあります。

◼︎山中湖花の都公園

公式HP:http://www.hananomiyakokouen.jp
山中湖畔の近くに位置する高原エリアに位置する山中湖花の都公園は、無料解放される花畑・農園と、有料での入園となる清流の里のふたつのエリアで構成されています。チューリップのほかポピーやコスモス、ひまわりなどが見どころです。

2階建のフローラルドームふららも見逃せません。館内にはヨーロッパふう、イギリスふうといったガーデニングスペースのほか、ウッドデッキテラスなどどこにいても心穏やかに過ごすことができますよ。昆虫の視点で御花畑を散策できるスケールアウトガーデンは、子供ウケ確実のスポットです。

◼︎ぐんまフラワーパーク

公式HP:http://www.flower-park.jp

ぐんまフラワーパークのシンボルとも言うべき約18mのパークタワーは、赤城山と関東平野が一望できる絶景ポイント。冬の期間限定イルミネーションの時は、園内を彩るまばゆい光のページェントを、360度見回すこともできます。例年4月に開催されるチューリップフェスタを始め、ボタンやツツジ、バラbにダリア、サザンカやアザレアなど、一年を通じてさまざまな花々を楽しむことができます。ひな人形展、クリスマスコンサートと言った、シーズンイベントも充実しています。

◼︎くりはま 花の国

公式HP:https://www.kanagawaparks.com/kurihama-perry/
都心から車で1時間ちょっと。三浦半島を縦断する横浜横須賀道路の終点から少し走ればそこは花の国。春はポピー、秋はコスモスが園内の広大な「庭」を埋め尽くします。それぞれのシーズンにはお祭りが開催されるほか、シーズンの終わりには咲いている花を自由に収穫できる無料花摘み大会まで。

入場無料も嬉しいポイント(駐車料金は普通車1台で620円)。アスレチック的な遊具が揃う冒険ランドやパークゴルフ、アーチェリー場など身体を動かすのも楽しい、とっても気軽に遊べるレジャースポットです。

 

まとめ

 

カラフルな花を愛でていると、心まで晴れ晴れとしてくるような気がしませんか。今回、ご紹介した比較的規模の大きな施設だけでなく、公営の植物園や公園にも、春の訪れを感じさせるさまざまな花々が咲き乱れています。お買い物やドライブでの出掛けついでに、そんな身近な「お花見スポット」にフラっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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