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元気で長生きが一番!車の寿命を伸ばす4つのポイント

元気で長生きが一番!車の寿命を伸ばす4つのポイント

日本が世界屈指の長寿国になって久しいのと同様に、国産車が「丈夫で長持ち」であることは周知の事実ともいえるでしょう。しかし、どんなに丈夫と言っても日々、利用していれば消耗していくもの。新車の購入は大きな買い物ですし、維持費のコストもかかるので、できれば安心・安全な状態で長く乗り続けたいと思う人は少なくありません。

また、安く購入できる中古車を乗り継ぐユーザーもたくさんいますが、中古車は程度こそ違えど「一定期間使用された車」であるため、購入後は何年間、安全かつコスパよく乗れるか気になりますよね。

そこで今回は、新車と中古車の平均寿命と走行距離の両面を理解したうえで(あくまで平均数値です)、より長く安全に乗り続けるためにできる4つのポイントを解説します。

 

新車・中古車の耐用年数と走行距離に目安はあるの?

様々なパーツが連動することで、走行・方向転換・停止を行っている自動車。明確に寿命を示すことは非常に難しいものですが、乗り換えるスパンは、初年度登録から4~5回目の車検、つまり11~13年辺りが平均的です。また、ダイレクト型自動車保険において国内NO,1のシェアを誇る、「ソニー損保」の調査によると、加入ユーザーの年間走行距離は平均7,000kmほど。これを単純計算すると、「77,000~91,000km」までなら、問題なく走行できることになります。

とはいえ、中古車市場では目安となる耐用年数と走行距離を超えている中古車が数多く販売されていますし、「もっと長く乗っている」というユーザーも少なくありません。自動車の健康を長期的に維持するには、最もコストがかかる車検整備だけでなく、適切なメンテナンスや日頃からできることを実行することが大事です。そうすれば、平均的な耐用年数や走行距離を超えても、元気に走り続けてくれるでしょう。

 

1. 仕組みは人間と同じ!エンジンを長持ちさせる秘訣

車が走行するためのエネルギーを生むエンジンは、大きく2種類あります。ひとつはガソリンエンジン、もうひとつは軽油を用いるディーゼルエンジンで、前者より後者の方が丈夫で長持ちします。いずれにしても、エンジンに何らかの不具合や故障が発生し、停止してしまうと、車の命の炎も消えてしまうことになります。

私たち人間の場合、血圧や血糖値を下げて血液をサラサラに保つことで動脈硬化や糖尿病などの成人病予防ができますが、車も同じことが当てはまります。つまり、血液にあたる「エンジンオイル」を常時キレイに保つことこそが長寿につながる最大の肝です。

エンジンオイルが果たしている役目

ピストンリングとシリンダー壁の摩擦を減らす「潤滑作用」
爆発や圧縮ガスの吹き抜けを防ぐ「密閉作用」
エンジンから発生した熱を吸収・放散する「冷却作用」
発生したスラッジ・ススなどを取り払う「洗浄作用」
金属に膜を作り内部のサビ発生を防ぐ「防錆作用」

上記5つの大事な役目を果たしているので、オイル交換を怠ることで品質が低下すると、たちまちエンジンへ負担が増加し、不具合や故障を引き起こす原因になってしまいます。

また、エンジンオイルは走行時に忙しく動き続けるエンジン内部を循環する過程で、「オイルエレメント」というフィルターでろ過されます。このオイルエレメントも消耗品であるため、オイル交換時で2回に1回は交換する必要があります。車を長持ちさせるためのメンテナンスについて、色々とポイントやコツを解説しているサイトは星の数ほどありますが、「エンジンオイル&エレメントの適切な管理・交換」さえ徹底すれば、心臓部であるエンジンの健康を保つことができます。これを機に、ぜひこまめなチェックを行ってくださいね。

2. 長生きしてもらうには、足回りのメンテナンスが必須!

車はエンジンで生み出したエネルギーを、ミッションなどを経て回転方向の動力に変換し、タイヤに伝えて走行します。ですので、たとえエンジンに元気があってもドライブシャフトやサスペンション、ブレーキなどといった「足回りパーツ」に不具合や故障があると安全な走行ができません。

極端な話を言ってしまうと、仮にオイル漏れなどエンジンに軽度な不具合があっても車検は通過することができますが、足回りの不具合は即時不合格とされます。そして、はエンジンの故障ではなく足回りパーツの交換コストがかさんでしまった時に、「寿命がやってきた」と車が手放されることも多いようです。

しかし、前述したエンジンオイル同様、足回りパーツについても新品やリビルト品に交換することができますので、コストさえかければ乗り続けることができます。肝心なのは、交換コストが高い足回りパーツのブレーキディスク&ドラム・ドライブシャフト・各種アーム類(タイロッド・ステアリング・ポールジョイント)へ、直接負担をかけないようにメンテナンスを心がけること。

ただ、これらの足回りパーツは強固な素材で作られているため、何の前触れもなくいきなり激しい損傷をすることはありません。しかし、長期間にわたって関連する消耗パーツの交換を怠ってしまうと徐々に劣化します。万が一破損すると、走行不能になるだけではなく、事故の原因となりかねません。

ブレーキディスク&ドラムはブレーキパッドを、ドライブシャフトと各種アーム類は接続部の保護をしているゴム製のブーツを、適時交換しましょう。そうすれば負担を軽減することができるため、交換コストも安価ですみます。法定点検や車検時、摩耗や劣化が指摘されたときは交換すべきが、複数個所の交換が必要でコストがかさんでしまう場合は、他パーツのメンテナンス費用と相談のうえ、「手放すタイミング」を決定しましょう。

 

3. 「軽自動車の寿命は普通車より短い」はホント?

購入と維持コストが安いことで、現在、普及率が5割を超えている軽自動車。普通車より寿命が短いとされているため、中古購入の際は注意すべきという情報もたくさん出回っています。

寿命が短いと言われる理由は、660cc以下の小さな排気量のエンジンで走行安定性を確保しなくてはならない軽自動車が、軽量化のために各パーツの強度が普通車より劣るからです。しかしその分、修理コストや車検費用は安価なところがメリットでもあります。

ただ、昨今の軽自動車はエンジンの重要な部分や足回り、ATなど交換・修理にコストがかさむパーツが普通車並みのレベル感に進化しているため、細かい修理を繰り返したとしても経済的に長く乗れるケースが多くなっています。しかも、最も整備コストが高いタイミングベルトから、基本的には交換不要なタイミングチェーンへと移行していることもあり、エンジンオイル管理と足回り関連消耗パーツのメンテナンスさえすれば、20年・20万km以上走る軽自動車は増えていくことでしょう。

 

4. 愛車の寿命は乗り方で変わる

普通車も軽自動車もメンテナンスは確かに大切ですが、ふんわりスタートや加減速の少ない走行、早めのアクセルオフなど、日頃から「急」がつく運転操作をしないだけで車の寿命は変わります。急発進や急加速を極力しなければ、エンジンやミッション・伝達系パーツへの負荷を軽減できますし、急停車を控えればブレーキパットやタイヤなどといった、消耗品の摩耗を遅らせることができます。

また、お伝えしたアクセル・ブレーキ・ハンドルの急操作をしない運転は、そのまま燃費を向上させるエコドライブにもなりますし、何よりドライバー、同乗者、歩行者の3者を守るための安全運転の基本です。つまり、「エコドライブ=車の寿命が延びる」ことを理解し、適切なタイミングで点検やメンテナンスを実施する、これこそが、長く安全に車を乗り続ける秘訣だといえるでしょう。

 

まとめ

軽自動車は購入と維持コストを抑えられる分、長く乗る場合はある程度の出費も必要となります。ただ、お伝えしたエンジンオイルの徹底管理と消耗品の交換、そしてエコドライブを努めることができれば、維持コストの節約が可能です。中古車はもちろん新車を購入した時もぜひ実践し、愛車と長く楽しく過ごしていただければ幸いです。

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