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温泉とご当地グルメを満喫!月山パワースポット 1 Day ドライブ

温泉とご当地グルメを満喫!月山パワースポット 1 Day ドライブ

この企画では家族とのドライブがもっと楽しくなるドライブコースをお伝えします。ライターが実際に巡ったお出かけコースなので、道路状況やルートも詳細に解説しています。

東北地方南西部、日本海に面した山形県は、海だけでなく山々にも囲まれたエリアです。県の総面積で山地が占める割合はなんと約85%!中でも庄内平野にほど近い月山、羽黒山、湯殿山は「出羽三山」と総称され、古くから山岳信仰の地として日本全国から修験者や参拝客が訪れる名所です。その出羽三山は日本でも屈指のパワースポットとしても知られており、近くには肘折温泉郷や銀山温泉郷など、秘湯系といえる温泉街が点在しているところも見逃せません。

そこで今回は、心と身体に癒しとパワーをもらえそうな1日ドライブコースをご紹介します。疲れている時にこそ気分転換にお出かけしてみませんか?

 

心と体のエネルギーチャージ!出羽三山周遊1Day ドライブ

今回のドライブルートは、移動時間だけでも総計6時間ほどかかることになりますので、スタートは少し早めにした方がそれぞれのスポットでゆっくりできるかもしれません。または、行き先を絞って、それぞれのんびり、まったり周遊してもいいですね。山形新幹線・山形駅でレンタカーを借りたら、まずは東北中央自動車道を目指しましょう。

今回のルート

「肘折温泉郷」→「ふるさと味来館」→「道の駅 とざわモモカミの里「高麗館」」→「羽黒山・出羽神社」→「銀山温泉」

将棋の駒で知られる天童を経由し、河北町→村山市を経て県道36号線、306号線、30号線そして国道458号線をひた走ります。一部、道幅が狭い箇所がありますので、運転には十分気をつけてください。

山形駅から1時間半ほど車を走らせて県道57号線に入ると、崖沿いに大きくうねるように建設された肘折希望大橋が見えてきます。そこを一気に下れば、ほどなく肘折温泉郷です。無料駐車場にクルマを停めて、しばらくお散歩を楽しみましょう。

 

肘折温泉郷〜昭和レトロな湯治場で日帰り入浴

肘折温泉郷は、約1200年前の平安時代に開湯したと言われる由緒正しいスポット。公式HPでは「湯治場」と表現されているとおり、鄙びた雰囲気の街並みが狭い道を挟んで入り組むように続いています。銅山側沿いに並ぶ建物は木造建築だったりトタン張りだったり、懐かしい匂いが漂う昭和レトロな風情が魅力です。

宿泊旅館や共同浴場で温泉に浸かることもできますが、初めて訪れるなら「肘折いでゆ館」のような日帰り温泉施設がオススメ。木造りと石造り、ふたつのタイプの展望浴場があり、眺望をしっかり楽しむことができます。

ちなみに「肘折」の名前の由来は、肘を折った老僧が入浴したところ、早々に完治したから、と言われています。肩こり・腰痛が辛い方には効き目があるかも?

【施設情報】 肘折いでゆ館
営業時間:9時00分〜19時00分(4月〜10月)・10時00分〜17時00分(11月〜3月)/休館日:第2・第4火曜日
入浴料:大人400円 小学生260円 幼児無料 無料
住所:山形県最上郡大蔵村南山451-2
公式HP:http://www.hijiorionsen.jp/
【施設情報】 肘折温泉郷
https://hijiori.jp/

ゆったりお風呂に浸かってリラックスしたら、次はお腹を満たしてあげましょう。再び、肘折希望大橋から458号線に戻り、ちょっと道を外れて大蔵村へ向かいます。棚田の間を縫っていくと、やがて右手にレトロなデザインの大きな施設が見えてきます。それが大蔵村の地場産業振興をテーマとした「ふるさと味来館」です。

ふるさと味来館で地産地消グルメを堪能

昔の農家をイメージした施設内がぽつん。施設内にあるレストランでは、地元の食材を使った山菜などのふるさと料理をいただきましょう。山形の内陸部で地元グルメとして知られる板そばは絶品なので、外せません。大きな木箱に広げられて出てくるのは、ちょっと太めの田舎蕎麦。あっさり目のつゆをくぐらせて食べると、そば本来の香りと旨味が口の中いっぱいに広がります。デザートには、大蔵村のブランド名がついたそばアイスをぜひご堪能あれ。コクのある甘みと風味がくせになります。

【施設情報】 ふるさと味来館
営業時間:10時30分〜15時00分(冬季は短縮)/休館日:月曜日
住所:山形県最上郡大蔵村南山967-9
駐車場:50台まで
公式HP:http://www.vill.ohkura.yamagata.jp/tour/shikamura/furusato-miraikan/

ふるさと味来館を出たら、再び458号線を通り、最上川沿いの県道30号線へと進みます。しばらく走っていると、川の反対側に、日本の田舎の風景にあまりそぐわない、不思議な形と色合いの建物が目に入ってきました。

 

ここはどこ?不思議なテーマパークの秘密

入り口の看板には「道の駅 とざわ 高麗館」と書かれていますが、実はこちら道の駅とざわと、韓国の文化・歴史を再現したという日韓友好の村・高麗館が併設されています。山あいにある施設としては広々とした敷地に点在する韓国の伝統建築は、韓国名物を集めた物産館や韓国料理レストラン。そのほかにも青空ステージや回廊、韓国庭園や雄大な景色を堪能できる眺河の丘など、見応えたっぷり。

それにしても、なぜ山形県のひとつの村にここまで本格的な韓国風テーマパークがあるのかと、疑問に思う方もいるはず。そのきっかけは農業でした。農業技術の交流を主とした相互訪問が始まったことで、戸沢村に定住する韓国の方たちが増えたのだとか。そこで、国や文化をクロスさせ、村を盛り上げていこうと、韓国の歴史や文化を再現したテーマパークができたのです。

村おこしという意味でもなかなか珍しいスポットですが、この場所からは最上川の景観も美しく見えるのでぜひ立ち寄って眺めてみてください。

【施設情報】 道の駅 とざわ モモカミの里 高麗館
営業時間:9時00分〜17時30分(4月〜11月)・9時00分〜16時30分(12月〜3月)※施設によって営業時間は異なります。
住所:山形県最上郡戸沢村大字蔵岡字黒渕3008-1
公式HP:http://www.kouraikan.com/index.html

さて、再び最上川に沿って北西に向かいましょう。清川から県道45号線に入って林間のワインディングを抜けていくと、やがて右側に料金所があるT字路に差し掛かります。ここが羽黒山山頂へと向かう自動車専用道路の入り口です。

 

一ヶ所のお参りで、三山分のご利益を期待!

緩やかなワインディングを通っていくと、やがてロッジのある展望駐車場に到着します。ここは羽黒山の尾根を挟んで月山を一望できる、絶景スポットのひとつ。冬季でも通行可能な場合があり、雪をまとった山あいの風景は春夏にはない趣を感じることができます。

車を停めるのはもう少し山頂寄りの場所です。レストハウスがある大きな駐車場に車を停車し、5分ほど歩きましょう。
ここから目指すのは羽黒山、湯殿山、月山の三山を司る神を合祀する合祭殿です。合祭殿で参拝をすると、三山すべてを巡ったのと同じご利益があると言われています。ちなみに、湯殿山と月山は冬季に閉鎖されてしまうので、一年を通じて参拝できるのは羽黒山・出羽神社のみです。

通常の出羽神社参拝コースの入り口は県道47号線を下った先、羽黒町にある出羽三山神社からです。随神門から山頂まではなんと、2446段の階段を上がっていくことになります。かなりのチャレンジではありますが、大鳥居や国宝の五重塔など、修験道の雰囲気を感じるスポットを巡ることができますので、時間と体力に余裕がある方はぜひ登ってみてくださいね。

【施設情報】 出羽三山神社 羽黒山 三神合祭殿
営業時間:8時30分〜17時00分
定休日:無休
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向7
公式HP:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/55/
【施設情報】 出羽三山神社
公式HP:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/55/

羽黒山で三峰分のご利益をいただいたら、それぞれの山々を巡りながらもうひとつの秘湯を目指します。本来なら湯殿山神社はもちろん、月山山頂(標高1954m)にある月山神社にも参拝したいところですが、1日ですべては巡りきれませんので、2泊、3泊される際に立ち寄ってパワーをいただきましょう。

 

銀山温泉 こちらは大正ロマンの湯。夜の雰囲気も格別

経路的には戻る形になりますが、347号線から河北町〜尾花沢町を抜け、県道188号線の狭い通りを走っていくと、やがて川沿いにびっしりと連なるノスタルジックな家並みが見えてきます。そこが銀山温泉であり、日本だけでなく、海外でも知られる温泉郷です。肘折温泉は昭和の香りがする温泉郷とご紹介しましたが、銀山温泉のキャッチフレーズは「大正ロマンの湯の町」。風情を感じる建物は、実際に大正期から昭和初期にかけて建てられたものなのだとか。

石畳の歩道、そこに並ぶガス灯など、街全体がひとつのテーマパークのように感じるノスタルジックな場所です。1983年にはNHKのテレビドラマ、「おしん」の舞台になったことで有名になりました。

訪れる前にひとつ注意したいことが、車ではあまり中心部まで入りきれないということ。手前に駐車場が設けられていますが、温泉までは少し歩くことを覚悟しておいてください。しかしその先には、極上の泉質を持つ温泉が待っていますよ。

日帰り温泉が可能な施設がいくつもありますが、繁忙期には予約の入れ方や時間帯が変更するため、銀山温泉公式HPの「日帰り入浴情報」をチェックしてから訪れましょう。

【施設情報】 銀山温泉
公式HP:http://www.ginzanonsen.jp/index.html

 

まとめ

今回は1日ドライブのコースを紹介しましたが、時間に余裕がある方は一泊二日で巡ってみてください。オンシーズンなら、登山初級者向けのコースもある月山登山にもチャレンジするのもオススメです。非日常的な絶景に出会えることは、間違いありません。心と体がチャージされ、最高の旅になるはずです。

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