壮大な自然とアートを楽しむ!淡路島海峡横断ドライブ | Smartdrive Style

この企画では家族とのドライブがもっと楽しくなるドライブコースをお伝えします。

本州から淡路島、そして四国に跨る道のりは鉄道が通っていませんが、道路網は整備されているため、まさに「車でしか楽しめないルート」です。主に本州から四国への連絡通路として活用されているルートですが、走行中に通過する淡路島と徳島には魅惑のグルメや海や森林など多くの自然、観光スポットまで、見どころがたくさんあります。

ゴールデンウィークという大型連休が近づいていますので、関西〜中国方面へお出かけの方やお近くにお住いの方は、春の日差しを浴びながら海峡を越えたドライブに出向いてみませんか?

 

淡路島は瀬戸内海に位置する島で、人口はおよそ13万人程度です。近畿地方の兵庫県に属し、淡路市、洲本市、南あわじ市に区分されています。

本州と四国の「通り道」として利用される明石海峡大橋を抜けると、豊かな海原の広がる淡路島が見えてきます。淡路島は美味しいグルメや自然以外に神話も数多く存在し、世界一とも言われる「うず潮」が鳴門海峡で見ることができるので、そのまま通り抜けずにゆったり見て周りましょう。今回は見どころいっぱいの淡路島を堪能しつつ、徳島を目指したドライブコースをご紹介します。

今回のルート
「明石海峡大橋」→「淡路SA」→「県立淡路島公園」→「巽港」→「洲本城跡」→「大鳴門橋遊歩道 渦の道」

 

淡路島へ向けて明石海峡大橋を渡ろう

明石海峡大橋は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡を横断して架けられた世界最長の吊り橋です。その長さは3911mもあり、下から横から橋の上から、どの角度から見ても絶景の巨大パノラマが広がります。夜は真珠が連なるような美しい姿へとライトアップされるため、別名パールブリッジと呼ばれています。

朝も夜も、違った顔を見ることができるので、可能であればどちらも見ていただきたいです。晴れた日は渡る前からくっきりとした淡路島を見ることができますよ。

見学ツアーに参加すれば、橋の下層を1km歩いたり、主塔のてっぺんまで登って素晴らしい景色を眺めたりすることもできます。スケールの大きさを体感できますので、お時間がある方はぜひご参加を!

 

淡路SAでちょっと休憩

明石海峡大橋を通過して淡路島に入ると、すぐにあるのが淡路サービスエリアです。意外な観光情報やイベント情報を仕入れることもできるので、まずは休憩がてら立ち寄ってみましょう。

食事やお土産やさん、ドッグランもあるのでわんちゃんも一緒に楽しめます。サービスエリアではありますが、一番の目玉は大観覧車。約15分の空中散歩を堪能できます。ゴンドラから見える明石海峡大橋も乙なものです。

【施設情報】
淡路サービスエリア
住所:兵庫県淡路市岩屋仮田2568
電話番号:0799-72-4715
公式ホームページ:http://www.awaji-rs.co.jp

SAから降りたら緑豊かな県立淡路島公園へ

淡路SAはスマートICなのでそのまま一般道へと降りることができます。国道157号線を走ると、すぐに県立淡路島公園が見えてきますので少し立ち寄ってみましょう。大型ローラー滑り台や水上遊具、大きな芝生広場が心地よい「交流ゾーン」、季節ごとの花々や明石海峡〜大阪湾までの雄大なパノラマが広がる展望台が設置された「森のゾーン」、食事やショッピング、庭園散策ができる「ハイウェイオアシスゾーン」、山桜の並木道などが整備されているハイキングコース「草原と花のゾーン」と施設は4つに分かれています。

青い海が広がり、淡路島北部の丘陵地帯が見える、とてもスケールの大きな公園です。森林浴からアクティブエリアまで、自然に囲まれながら家族みんなで楽しい時間を過ごしてくださいね。

【施設情報】
淡路島公園
住所:兵庫県淡路市楠本2425-2
電話番号:0799-72-5377
公式ホームページ:http://www.hyogo-park.or.jp/awajishima/

 

石垣に圧巻!洲本城

市街地の南、標高133mの三熊山上に構えるのが、戦国時代から江戸時代にかけて淡路国統治の拠点だった洲本城です。戦国時代の様式を表す城郭は、国の指定史跡と兵庫県の指定文化財に指定されています。天守台からは紀淡海峡を見下ろすことができ、当時は水軍の城として栄えていたのだとか。現存する希少な石垣は、一見の価値あり。

お城の近く、山道を少し下ると八王子神社が見えます。神聖な山の中に鎮座する神社は、空気感もガラリと変わって神秘的です。大きな石がゴロゴロと重なり、見応えも十分。パワースポットとしても知られている場所です。神社を後にしたら、洲本ICから徳島を目指しましょう。

【施設情報】
洲本城
住所:兵庫県洲本市小路谷1272-2
電話番号:0799-24-7613
公式ホームページ:http://sumoto-castle.net/

 

淡路島と言ったら…「タマネギ!」

さて、いよいよ島の最南端までやってきました。丘の上に建っているのは、1985年、大鳴門橋の開通とともにオープンした「うずの丘 大鳴門橋記念館」です。UFOキャッチャーのタマネギ版があったり、どでかいタマネギのオブジェがあったりと、淡路島の名産・タマネギがとにかくフィーチャーされた記念館です。

全国ご当地バーガーグランプリ2013の1位に輝いた厚さ約8mmの淡路島産玉ねぎカツが香ばしいオニオンビーフバーガー、2014年の同グランプリ2位を獲得したオニオングラタンバーガーは、それぞれサクサクな食感と濃厚な旨味がたまらない一品。美味しい淡路島を大きな口を開けてご堪能あれ!食事もエンタメも満載な記念館で心とお腹を満たしたら、いよいよ徳島に向けて出発です。

【施設情報】
うずの丘 大鳴門橋記念館
住所:兵庫県南あわじ市福良丙936-3
電話番号:0799-52-2888
公式ホームページ:http://kinen.uzunokuni.com

 

鳴門のうず潮を上からのぞいてみよう

神戸淡路鳴門自動車道を走り抜け、鳴門北ICにて下車。そこから北に向かって県道11号を走り、鳴門公園を目指しましょう。鳴門海峡や大鳴門橋に隣接している鳴門公園は、うず上45mの海上散歩ができ、真上からうず潮(※)がのぞける、眺望が最高なスポットです。潮流の速さは大潮の最大時には、時速20km以上。目の前でダイナミックなうず潮を味わいましょう!
※鳴門の渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによりできる「自然現象」です。

時間によってはうず潮の発生しない場合があり、さらに発生時間が毎日違うため、ホームページの出現期待度を確認してから足を運んでくださいね。また、近くには古代壁画から現代絵画まで1,000点以上の陶板名画が納めてある大塚国際美術館があります。

レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザからゴッホのひまわりまで、ありとあらゆるアートの名作が揃っています。ここには2018年の紅白歌合戦で米津玄師さんが歌を披露したシスティーナ・ホールがありますが、歌舞伎などのイベントも行われているそうです。しっとりとしたアートな時間も楽しめます。

【施設情報】
大鳴門橋遊歩道渦の道
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐伯浦字福池65
電話番号:088-632-6262
公式ホームページ:http://www.uzunomichi.jp/

 

淡路島ドライブまとめ

ダイナミックな海峡を越え、自然と歴史とアート、様々な”楽しい”を盛り込んだ海峡ドライブ。1日ぐるっと巡るだけでも大満足いただけるはずです。ぜひ、足を運んでみてくださいね。

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