ラグビーW杯と東京五輪気分を味わう!図柄ナンバープレートの入手方法 | Smartdrive Style

2019年9月には、アジア初となる第9回ラグビーワールドカップ(以下、ラグビーW杯)、来年の2020年には東京五輪と、サッカーW杯と並ぶ世界3大スポ―ツイベントが今後次々と開催されるため、国内でも徐々に熱気が高まっています。

イベント開催を心待ちにしている方も多いと思いますが、最近、ちらほらと目にするのが両大会の特別仕様ナンバーを装着している車。「どこで手に入れたんだろう」「気持ちが盛り上がるし、いいなあ」なんて声も聞こえてきそうです。

今回は、すでに交付がスタートしている特別仕様の図柄入りナンバープレートの入手方法について、詳しく解説します。

 

今回、国土交通省が特別仕様ナンバーをリリースした理由は、開催国として歓迎ムードの高揚がありますが、交付で集まった寄付金を会場周辺の交通インフラの整備に充てることも目的のひとつとされています。

ラグビーW杯仕様は2017年4月から、東京五輪仕様は同年10月から順次交付されており、両大会の特別仕様プレートにはそれぞれ、①交付に1,000円以上の寄付が必要なカラフルプレートと②交付手数料のみでワンポイントだけのシンプルなプレートから選ぶことができます。

少し車に詳しい方なら、一部の車の特別仕様ナンバープレートを見て、「あれ??」と違和感を覚えたかもしれません。その理由は、軽自動車は基本的に黄色のナンバープレートですが、今回のナンバープレートを機に軽自動車でも白地ナンバーの交付が可能になったためです。

国土交通省が公表した2018年末のデータによると、このことが大きく影響してどちらのプレートも軽自動車が総交付枚数のうち7割以上を占めていると言います。

もともと、軽自動車の黄色ナンバーが車のカラーとマッチせず、嫌悪感を持っている方も多いようです。そのため最近では、ホワイト系とブラック系の新車購入時に販売店のすすめで特別仕様ナンバーの装着を希望する方があとを絶たないのだとか。

今回の記事を読んで、初めて軽自動車でも白ナンバーにできることを知り、「私も記念がてら変更したい!」と思う方もいるかもしれません。ラグビーW杯仕様は2020年1月、東京五輪仕様は同年11月までの期間限定交付になっていますので、手続きはお早めに!

 

図柄ナンバープレートの入手法は3パターン

両大会の図柄プレートを入手して装着する方法とタイミングは、次の3パターンです。

1.ディーラーでの新車購入時の依頼
2.ナンバープレートのない(一時抹消されている)中古車購入時の依頼
3.今ついている通常プレートからの変更

1と2の場合、購入時販売店から請求される諸費用の中に、ナンバープレートの取得による登録(軽自動車は届け出)代行手数料が含まれているため、担当者に「図柄ナンバーを付けてほしい」と伝えるだけで、装着された状態で納車されます。

すでに所有・使用しているナンバーを図柄ナンバーに変更するには、次のような所定の手続きが必要です。

普通車の場合

「図柄ナンバー交付サービス」を利用すれば、自宅からWEB申込ができます。WEB上で手続きをしたら、手数料を申し込み完了メールに記載された期限内に指定の方法に従って納付すれば完了です。交換当日は、同サービスで照会できる申込番号を控える、または交換申請書をダウンロードのうえ印刷し、陸運局へ行きます。そして、予約センター窓口で「交換引換証」を受け取り、新プレートを交付してもらいましょう。

また、陸運局窓口に車検証を持参して、準備されている再交付・交換申請書に必要事項を記載し提出、交換引換証を入手する方法もあります。この場合、その場で手数料を納付することも可能です。いずれの場合も、入金から10日程度で図柄ナンバーが出来上がります。

ただし、普通車の後部ナンバープレートは容易に付け替えができないように陸運局による封印がされているため、交換当日は付け替える車を運転して陸運局に行かなくてはなりません。陸運局の所轄地域によって多少異なりますが、東京都では大型車で約1万円、小型車で約7千円の再発行手数料が必要です。地域によって金額が若干異なるため、お住まいの地域の陸運局公式HPで事前に確認をしてください。

軽自動車の場合

軽自動車の場合も、普通車と全く同じ手順で図柄ナンバーへ交換できますが、手続きは陸運局ではなく「軽自動車検査協会」になります。手数料は小型普通車と同程度であると考えておきましょう。軽自動車のナンバープレートには封印が無いため、交換する当日に車で訪れる必要はありません。ドライバーで簡単に外せる旧プレートと、引き換えに交付される図柄プレートを自宅に持ち帰り、DIYで取り付けてもOKです。

中古車は希望ナンバー取得のついでにゲットするのもあり

購入時にナンバーがついている中古車でも、希望ナンバーにしたい場合は特別仕様プレートへの変更をついでにお願いしましょう。

販売店からは、希望ナンバー取得代行料が請求されますが、特段、手間が増えるわけでもないためあっさりと引き受けてくれます。追加手数料も基本的にかからず、「おまかせ」ですべて手続きが完了するため手間がかかりません。

 

まとめ

寄付金付きのカラフルプレートをゲットすれば、クルマの個性が引き立つばかりでなく、世界的スポーツイベントに貢献しているという、満足感や達成感を得ることができそうです。今後さらに白熱するイベントへの応援気分も一層、盛り上がるはず!

また、2018年10月から地方版 図柄ナンバーの導入が始まったため、さまざまな地域で地域密着型の風情あるナンバープレートを目にする機会が増えそうです。あなたの地元はどんなナンバープレートでしょうか?

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