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洗車したのに水垢が…!? 失敗から学ぶカーライフ事件簿

洗車したのに水垢が…!? 失敗から学ぶカーライフ事件簿
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車の掃除やメンテナンス、走行中など、普段のカーライフシーンで起きる「やってしまった!」「あれ、なんでこうなったんだろう?」という失敗の数々。

もしかすると、誤った知識による行動が原因かもしれません。今回はよくある失敗とその時に感じた「なんでだろう?」をベースに、原因と正しい方法を解説します。

 

事件その1:車の洗車で起きた水垢の謎

晴れた日の日中、太陽光が容赦なく降り注ぐ中、少し前から車の汚れが気になっていたので綺麗にしようと半日かけてカーシャンプーや水道水でじっくり洗車。

しかし、ボディに付いた水道水の拭き上げが完了して数時間後、気がついたらボディやガラスに水垢が付いて、逆に汚れが目立ってしまった。

原因

・強い日差しの下で洗車をしたから
・拭き上げがしっかり行われていなかったから

まず、洗車後に水垢が発生する原因として考えられるのは、強い日差しの下で洗車をしたという環境要因です。晴天の日であればすぐに乾きそうだし天気も気持ちいいし、ついついお日様の下で洗車をしたくなるかもしれません。しかし、洗車で使用する一般家庭の水道水には主成分として多くのミネラルが含まれています。

ミネラルは水の中に浮遊したり溶解したりしているもので、水をまろやかにしてくれる成分ではありますが、蒸発すると残留物を残します。ですので、ボディについた水滴の水分だけが蒸発してしまうと、ミネラルだけが蒸発せずに残ってしまい水垢が発生するのです。ちなみに、この水垢は「イオンデポジット」と言います。

特に真夏の炎天下では非常に日差しが強く、あっという間に水分が蒸発します。そのため、洗車中や、洗車後にボディを拭いている最中にも、どんどん水分が蒸発して水垢となり、結果的に洗車した後も残ってしまうのです。また、ボディに付いた水滴がレンズの役割を果たして太陽光を虫メガネの様に集中させてしまうと、「ウォータースポット」というシミになってしまうことも。

また、洗車後のボディの水滴が完全に拭き取られていなかった場合にも水垢は発生します。水滴はサイドミラーやドアノブなどの可動部分に残りやすく、そのまま気づかず時間が経てば水滴がボディに流れ、蒸発して水垢となってしまうのです。対策としては、

対策

水垢を防ぐためには、朝や夕方に洗車をすること、そして、洗車後に水滴を完全に拭き取ることを心がけましょう。拭き取りには、セームタオルを使用するのがおすすめです。これは、鹿の皮を植物性油でなめしたもので、普通のウェスよりも吸収性がはるかに高いという特徴があります。

朝や夕方であれば日中よりも日差しが弱く、水滴が蒸発するまでの猶予時間が長くなりますので、自分の手でしっかりふきあげることができます。その際に、サイドミラーを何度か動かしたり、ドアを数回開け閉めしたりすると、可動部に残っていた水滴を取り除くことが可能です。水滴を完全に拭き取ることができれば、蒸発するものが無くなり水垢も発生しません。

 

事件その2:洗車後に現れた、傷だらけの車

車の洗車をしていたのに、細かい傷が増えてしまった。新車だったのでとてもショック。

原因

・硬めのスポンジを利用していたから
・強すぎる力で磨いていたから
・拭き上げに力が入りすぎだったから
・ホコリや粉塵を払わないまま洗車したから

洗車のときに、硬いスポンジを使っていませんでしたか?綺麗になればなんでも同じでしょうなんて、何気なく台所用やお風呂用の硬いスポンジを流用してしまうと、スポンジの硬い突起が繊細なボディに傷を付けてしまいます。台所やお風呂は頑固な汚れをしっかり落とすため硬めの素材で作られていることが多いので、車に対しても同じようにゴシゴシと磨いてしまうと細かなキズがつく原因になってしまいます。また、磨く際に力を入れすぎてしまうと、スポンジをボディに押し付けて擦る様な形になってしまうため、細かい擦り傷を作ってしまうのです。

スポンジと同様に、ボディにウェスを押し付けてしまうことでも細かい擦り傷ができてしまいますので、拭き上げ時に力を入れすぎないこともポイント。これらが当てはまらない場合は、ボディ表面のほこりや粉塵が残ったまま洗車していなかったかを思い出してみてください。ボディ表面には、走行中や駐車中に付着したほこりや粉塵が蓄積されています。それらが残ったまま洗車をしてしまうと、ほこりや粉塵などをボディに押し付けながら磨くことになり、結果キズだらけに…!

対策

まずは、洗車時にボディと接触しても安心な、手で触っても細かい突起感を感じない柔らかいスポンジを用意します。そして、洗車前にたっぷりとボディに水をかけてほこりや粉塵を流します。スポンジで磨く際は、力を入れずにスポンジを滑らせるように洗車しましょう。汚れは、ボディとスポンジの間の、カーシャンプーの泡で取り除くため、力を入れてスポンジでゴシゴシとしなくても、軽く滑らせて泡で洗車をすればOK。拭き上げのポイントは、表面をなめる様に拭くこと。ウェスをボディに置き、端を持って引っ張るイメージです。また、硬いウェスではなく、表面が滑らかで柔らかいウェスを使いましょう。

 

事件その3:暖房を使わないのに変わらない燃費

エコへの意識と節約をかねて、極力、暖房を使わないようにしていました。なのに燃費が変わらないのはなぜ?

原因

・暖房はコンプレッサーを作動させないから

冷房は、冷風を出すためにコンプレッサーを作動させなければいけません。そして、そのための電力をまかなうため、電力を生み出す動力源のエンジンが余計に働き、通常より多くのガソリンを消費することで燃費が悪化します。

しかし、暖房の場合はエンジンの廃熱を利用して温風を出すので「A/Cボタン」を押してコンプレッサーを作動させる必要がなく、燃費に影響はありません。

対策

「A/C」ボタンを押さなければ燃費がガクッと落ちることはありませんので、寒い時にはガマンをせず暖房をつけましょう。天候が雨や湿った雪、濡れた傘やコートを車内に置きっ放しだと、冬でも車内の湿度が高くなります。エアコンは除湿効果がありますので、車の中で曇りが生じた場合には、「A/C」ボタンを押して除湿をした方がベスト。

 

事件その4:ふんわりアクセルは燃費を悪くするのか?

燃費エコドライブの基本、ゆっくり加速する「ふんわりアクセル」。しばらく実践してみたものの、燃費は上がることなく悪化。

原因

・過剰なふんわりアクセルは一定の速度までの到達を遅らせるから

急発進や急加速はガソリンを多く消費するため、燃費を悪化させる原因になりますが、実は度が過ぎるほどのふんわりアクセルも燃費を悪くする原因になります。

燃費が一番良いのは、一定の速度で走行している状態の時です。一定の速度になるとアクセルの踏み込みを緩めるため、燃料の消費が減るからです。これは、信号の無いバイパスや高速道路などで燃費が良いと言われる理由でもあります。

燃費が悪くなるのは、車が発進してから一定の速度で走るまでの間。定速走行をするまではアクセルを踏み込んで加速をするため、燃料の消費が増加するからです。

そのため、過剰なほどゆっくり加速すると、いつまでも加速し続けることになり、一定の速度まで到達する時間が長くなってしまうため消費する燃料が多くなってしまいます。これではエコドライブとは言えません。また、低回転時はトルクがないため、エンジンの効率が悪い状態で長時間走ることになります。

対策

適度なふんわりアクセルを心がけ、交通の流れに乗って適度に加速を行い、早めに一定速度へもっていくようにしましょう。

 

まとめ

ここにあげた事例は、カーライフの中でもよくあることであり、ほんの一例にしかすぎません。

車は何万ものパーツによって組み立てられているうえ、非常に複雑な構造をしています。そのため、すべてを把握するのは、たとえプロでも簡単なことではないのです。しかし、車は生活を楽しくして何年も同じ時間を過ごす大事なパートナーでもあるため、少しでも元気で長持ちさせるためには失敗したら原因を調べ、長生きできるような対策を施してあげましょう。

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