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車内でも日焼けする!3月からはじめる紫外線対策

車内でも日焼けする!3月からはじめる紫外線対策

厳しい寒さを通り過ぎると、徐々に暖かい日差しが心地良い春がやってきます。しかし、日差しの中に含まれている紫外線は、お肌にとって大敵。長時間に渡って日差しを浴びてしまうと、日焼けをするだけでなくシミやしわの原因になってしまう…。

この事実はすでに多くの方がご存知のことでしょう。春先から徐々に紫外線量は増えていくため、夏だけでなく春から紫外線対策は行いたいもの。紫外線は窓ガラスも通過しますので、たとえ車内でも対策は必須です。

今回は、紫外線についての解説、春から紫外線対策をすべき理由、そして車内での有効な紫外線対策をご紹介していきます。お肌と健康を守るために、今から準備を始めましょう!

 

3月から紫外線は一気に増える

紫外線の影響力が一番強いのは夏だけではありません。季節の中でも夏は日差しが一番強いため、鉄壁の紫外線対策が欠かせませんが、紫外線自体は3月から徐々に強くなっていきます。つまり、3月がくる前に準備をしておかなくてはならないのです。

気象庁による、紫外線の年間推移グラフを見てみましょう。

出典:気象庁

2月までは「弱い」ですが、3月から4月にかけて「中程度」、5月から「強い」へと推移しています。「弱い」は安心して戸外で過ごせますが、「中程度」「強い」は日陰を利用する、長袖の着用、日焼け止めの利用をするなど、紫外線対策が必要です。

出典:気象庁

 

年間照射量は、春から夏の「4月~9月」が大部分を占めていることから、1年間のおよそ8割の紫外線を浴びているということがわかります。実際に、紫外線を浴びるとどんな影響があるのか、次の項で説明しましょう。

 

紫外線による影響は肌だけじゃない!

そもそも、よく耳目にする紫外線の正体とは何者で、具体的にどのような影響を与えているのでしょうか? 当たり前のように聞く言葉ですが、意外と理解している人は少なくありません。改めて、なぜ悪いと言われるのか、以下より詳しく解説しましょう。

紫外線の種類

太陽光の中には、目に見えない光線がたくさん含まれており、それらは波長の長さによって、「赤外線」「可視光線」「紫外線」と分類されます。その中のひとつである紫外線は、可視光線(目に見える光線)よりも、短い波長であることが特徴です。また、同じ紫外線であっても、波長の長さによって「UV-C」「UV-B」「UV-A」(波長の短い順)に分類されます。UV-Cはオゾン層に吸収されるため地表には影響しませんが、UV-AとUV-Bは地上まで届き、私たち人間だけでなく、地球上の生物に大きな影響を与えているのです。

出典:気象庁

・UV-A … 太陽光のうちの9割を占める紫外線。波長が長く、年間を通じて地表に到着。
長時間かけて肌の真皮まで到達し、コラーゲンを破壊していくのが特徴。

・UV-B … 紫外線のうちの1割程度だが、影響力が強い。
肌の表面付近では特に影響力が強く、日焼けの主な原因となっている。

紫外線は肌だけでなく目と髪にも影響を与える

地表に届く全紫外線の95%を占めるUV-A。照射量が多く、浸透力が大きいため、肌の奥にある真皮にまで到着し、ハリとこしを作るコラーゲンやエラスチンなどを破壊します。そのため、シミ・シワ・たるみ・乾燥など、肌の老化現象の原因になります。気をつけたいのは、窓ガラスを通して肌に浸透するため、気づかないうちに「うっかり」と日焼けしてしまうこと。真っ赤になる、ヒリヒリするなどの炎症がおきづらく、気づきにくいのも注意点です。

またUV-Bは全紫外線の5%ほどですが、UV-Aより影響力が強く、日に焼けて肌が火傷したように赤みが出たり、シミやそばかすの原因になったり、受ければ受けるほどダメージが大きくなります。肌だけでなく、UV-B は目の充血・異物感・涙・乾燥・眩しさによって開けられないなどの原因にもなりますし、強い紫外線は白内障の原因にもなるのでご注意を。

UVケアは髪にも必要です。髪は顔の5倍以上もダメージを受け、メラニン色素を分解して髪の色を変色させたり、キューティクルにヒビを入れたりします。ごわつき・パサパサ感の原因になるため、サラツヤヘアを維持したい方には髪にも使える日焼け止めや帽子が必須です。頭皮も顔や体と同じぐらいダイレクトにダメージを受けます。毛髪を作る細胞が破壊されると健康な髪の毛が育たなくなるのです。

そして何よりも注意が必要なのは、小さなお子さまです。大人と比較して肌が弱いため、紫外線の悪影響を受けやすいため、長時間の日光浴は禁物です。影響力の強いUVBは、紫外線の量は少なくても皮膚細胞のDNAを傷つけます。皮膚細胞には傷ついたDNAを治す仕組みが備わっていますが、DNAの傷害が積み重なると稀に突然変異が起こることがあり、これが皮膚がんの原因になると考えられています。車で移動するときも、紫外線が浴びすぎないよう、帽子、長袖、日焼け止めなどで紫外線対策することを心がけましょう。

 

車内も車外と同様に紫外線対策を!

「車内だったら紫外線の影響は少ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。残念ながら、紫外線の一つであるUV-Aは窓ガラスを優に透過してしまいますので、車内であってもしっかり対策を行ってください。

UVカットガラス

最近の車の窓ガラスには、「UVカット」を採用したものが増えています。紫外線を9割程度カットしてくれるため、日焼けする可能性は低いとされていますが、実際にどの程度の効果が見込めるのでしょうか。2018年4月にJAFの検証したガラス別の紫外線強度は、次のような結果が出ています。

出典:JAF

UVカット機能がないダイハツのエッセと比較して、UVカット機能がある日産・キューブとトヨタ・アルファードの数値が低くなっているのがわかります。一番効果が見られたのは、トヨタの「スーパーUVカットガラス」で、紫外線の99%がカットされていました。今後、新車の購入を検討されている方であれば、UVカットの効果が大きいガラスを検討するのもひとつの手段かもしれません。

UVカットフィルムと液剤

「今乗っている車のガラスがUVカットガラスじゃない」「UVカットガラスだけどもっと厳重に紫外線対策をしたい」。そんな人は、UVカットフィルムや液剤を活用して紫外線を予防しましょう。

UVカットフィルムは、窓ガラスに貼るだけで、紫外線を9割以上カットしてくれるスグレモノです。それだけではなく、傷やガラスの飛散防止、断熱効果で冬は暖房の熱を保ってくれるなど、さまざまな効果もあります。ただし、フロントガラスや運転席・助手席にUVカットフィルムを貼るときは、「可視光線透過率」に気をつけてください。可視光線透過率が「70%以上」のフィルムでないと違反となってしまい、車検も通りません。たとえ見た目が薄くみえても、数値をしっかりと確認しましょう。

UVカットフィルムは、自分の手で窓の形に合わせてフィルムを切ったり、貼り付けたりする作業を行う必要がありますが、うまくできるかわからないと不安な方におすすめしたいのがUVカット液剤です。こちらは窓ガラスに塗るだけで紫外線をカットしてくれますから、より早く、簡単に使えます。

日焼け止め

日焼け止めを選ぶ際は、自分の肌に合うかどうか、どういった成分があるのか確認します。数ある日焼け止めの中でも、「PA」の数値をまずは確認してください。これはUVAの防止効果を表していて、+の数が多いほど効果が高いことを示します。お子さま用には、デリケートな肌に優しいものを選んであげてください。

アームカバー

アトピーやアレルギーで日焼け止めを塗るのが難しい場合は、アームカバーを利用しましょう。運転時に利用するなら、二の腕から手の甲まで覆ってくれるロングタイプがベスト。ハンドルを持っている手の甲は紫外線を浴びやすいのでご注意ください。

日よけカーテン

車用専用の紫外線対策には日よけカーテンがおすすめ。紫外線を防止してくれるだけではなく、車内のプライバシーも守ってくれます。たとえば、お子さんのオムツ替えなどで車外からの視線が気になるときなどにも便利です。

 

紫外線に当たらない工夫を

駐車場に車を停める際は、地下駐車場・立体駐車場の中・大きな建物の影になっている部分など、日の当たりにくい場所を選ぶと、日差しだけではなく車内の温度上昇も防げます。

紫外線が一番多い時間帯は、午前10時から午後2時の間。日差しが強い日は、極力この時間帯を避けて運転する、または今回ご紹介した対策をしっかり行ってお出かけしてくださいね。お子さんを車内に乗せて運転する際は、長袖・長ズボンなどの衣類で、日差しから肌を守ってあげる工夫も大切ですが、体温が上がりやすくなりますので、空調管理に気をつけましょう。

これからお出かけが楽しくなる季節がやってきますが、紫外線対策を忘れずに、健康を守ってくださいね。

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