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突然の点灯で焦らない!これだけは知っておきたい車の警告灯9つ

突然の点灯で焦らない!これだけは知っておきたい車の警告灯9つ
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車に乗っていざ出発しようとエンジンキーをONにした時、メーターに点灯される警告灯。普段はあまり意識しないかもしれませんが、警告灯は車の異常をドライバーに教えてくれる、非常に頼もしい存在です。警告灯については自動車学校の学科教習で習ってもいますし、車の取扱説明書にも記載されていますが、走行中にチカチカと光りはじめる「えっと…これってどういう警告だっけ?」と点灯の理由を忘れてしまっているなんてことも。

そこで今回は、重大なトラブルにつながりかねないものを中心に、警告灯が点灯している時の車の状態と点灯時の対処法を解説します。

 

基本は信号と同じ

警告灯の色は「赤・黄・緑」の3色と国際規格で定められており、国産車のみならず輸入車も全く同じです。そのため、基本をおさえておけば車を乗り換えたとしても心配することはありません。警告灯の色は緊急性を表すもののため、信号機の色と同じような意味合いを持っています。赤は「危険」、黄色は「注意」、そして緑色は「安全・正常」であることを色で示しているのです。

まず、エンジンをかけたらすべてのランプが点灯することを確認してください。このタイミングで警告灯がすべて点灯しない場合、警告灯・表示灯自体に問題が発生している可能性もあるためです。電球の球切れやランプ自体のシステム不良を確認するための点灯ですので、点灯が確認できなかった場合は運転せず業者で点検と修理を実施してください。

 

赤は止まれ!緊急に対処すべき警告灯

警告灯が赤く点灯したにもかかわらずそのまま走行を続けることは、赤信号の交差点に突っ込んでいくのと同様の危険性を意味します。そのため、警告灯をそのまま放置していると、重大な故障が発生するリスクも高くなります。

まずは赤色警告灯の種類と点灯する理由、そして対処法をお伝えします。ここでは、点灯の頻度と重要性が高いと考えられるものを中心にご紹介。

ブレーキ警告灯(赤)

ブレーキ警告灯(赤)は、パーキングブレーキが効いている時に点灯するのでよく目にしているかもしれません。しかし、パーキングブレーキを解除しても消灯しない場合は、次の3つの理由が考えられます。

  • ブレーキオイルの過度な不足
  • ブレーキ油圧・ブースターの異常
  • ABSシステムの不具合

そのまま走行を続けると、ブレーキが突如として効かなくなる恐れもありますので、速やかに停車し、JAFやロードサービスへ救援を依頼してください。その後、行きつけの車業者で点検と修理を行いましょう。

 

充電警告灯

バッテリー警告灯と呼ばれることもある充電警告灯。バッテリー本体の異常を伝えるだけではなく、オルタネーターやベルトなど、充電系統のいずれかに不具合が発生している場合も点灯します。

そのまま放置してしまうと、充電不足によるバッテリー上がりを引き起こすことも。また、完全に発電されずに電力が空っぽになると、走行中にエンジンが急停止する可能性もあります。現在の車の多くは、ハンドルやブレーキ操作を電気制御でサポートしているため、急カーブや坂道でエンジンが停止すると、ハンドルやブレーキがほとんど効かなくなり、大変危険です。この警告灯が点灯したら即座に走行を停止し、修理工場などへレッカー移動をしてください。そしてその後、点検と修理を実施しましょう。

 

油圧警告灯

この警告灯は、単純にオイル量不足を示しているわけではありません。エンジンオイル油圧がなんらかの原因で低下した際に点灯するもので、そのまま走行を続けると最悪の場合エンジンが焼き付き、破損する可能性もあります。

とはいえ、オイル量不足によって点灯することもあるため、点灯したら安全な場所に停車したうえで残量を確認し、適量を補充することでほとんどの場合は解決します。ただし、補充後に消灯しても、オイル漏れやピストンリングの摩耗に伴うオイル喰いが発生している場合は、修理しないとまたすぐに点灯します。さらに、エンジンオイルの油圧を調整するポンプに不具合が生じた時も点灯しますので、オイルの量が正常もしくは、補充したにもかかわらず点灯している場合は、すぐに運転を止めロードサービスやカーディーラーへ連絡を取り、以降の対処を相談してください。

 

半ドア警告灯

この警告はドライバーや同乗者の操作不備によって点灯するものです。やんわりドアを閉めて、走行中に開いてしまったらとても危険です。半開きのまま走行すると、人や荷物が車から投げ出されかねませんので、早急に停車し、すべてのドアがしっかりと閉まっているかを確認しましょう。また、ドアを全て完全に占めているのに消灯しない場合は、ドアの開閉を判別する機能や、電気伝達系統に不具合が生じている可能性もあるため、車業者へ持ち込んで点検と修理をしましょう。

 

シートベルト非装着警告灯

運転席か助手席のシートベルトを締めずに、エンジンを始動させた際に点灯するものです。2020年9月以降に販売される車には、後部座席を含めた全座席のシートベルト非装着警告灯の設置が法律で義務化されました。点灯したまま走行しても車が故障するわけではありませんが、シートベルトの非装着走行は交通規則違反の対象になります。何より、大切な命を守るまさに命綱でもあるので、シートベルトは必ず装着してくださいね。

 

エアバック警告灯

シートベルトと連動して、衝突時にドライバーや同乗者への衝撃を緩和するエアバック。この警告灯が点灯している場合、万が一の時に作動しなかったり、衝突もしていないのに運転中に突然エアバックが開いたりする危険があります。一般の人が簡単に直せるものではありませんので、安全を確保したうえで停車し、ロードサービスの手を借りましょう。

 

黄色は注意!早めの点検を

交差点に設置されている信号機の黄色点灯は「通過しても良い」という意味ではなく、基本的には停車を促すものです。つまり、「安全に停車できない状況」にのみ、通過を許可しているにすぎません。

それと同様に、この項で解説する車の黄色警告灯も、そのまま安全に走行できるという意味ではなく、早めに対処すべき不具合が発生している時に点灯していると覚えておきましょう。

 

ブレーキ警告灯(黄)

ブレーキの電子制御システムに不具合が発生した際に点灯する警告灯です。ただ、点灯したからといってすぐにブレーキが効かなくなるという訳ではありません。通常のブレーキ機能は確保されているので、赤色点灯時ほど慌てる必要はありませんが、だからと言って放置したままでは危険を伴います。できるだけ早めに車業者で点検を受けましょう。

 

エンジン警告灯

最も判断が難しいエンジン警告灯。エンジンやトランスミッション、吸排気系統に設置されている様々なセンサー類が異常を感知した時に点灯するものです。

些細な不具合からエンジンなどの破損につながる重大な故障まで、原因が多岐にわたるため、なるべく製造元のディーラーの修理工場か設備の備わった認定修理工場などを訪れ、詳しく点検してもらった方が良いでしょう。

 

燃料残量警告灯

一般的に燃料ランプと呼ばれています。燃料の残量がアルファードのような大型車の場合であれば約10L、N-BOXのような軽自動車であれば約4Lを切ると点灯します。

近年、ガソリンスタンドは減少の一途をたどっており、場合によっては100km以上走ってもガソリンスタンドが見つからない地域も。点灯に関わらず燃料メーターが減ってきたら、早めに給油をするようにしましょう。うっかり給油するタイミングを逃し、点灯によって燃料不足に気が付いたときは、最左車線をゆっくり走行する、急なアクセル操作をせずエコ走行に徹するなど、ガス欠に伴う緊急停車に備えた対処を取ってガソリンスタンドを目指してください。

しかし、どうしてもガソリンスタンドが見当たらずにガス欠した場合は、ハザードを付けてから路肩などに停車し、JAFや自動車保険不随のロードサービスへ連絡を入れ、燃料を補給してもらいましょう。ちなみに、高速道路上でガス欠により車が停車した場合、道路交通法に基づき違反点数2点の減点と反則金が課せられる場合があるので、早めの給油を心がけてください。

 

まとめ

赤色警告灯は、車から「ちょっと待って!」のサインが出ているということ。無理な走行は危険ですので、身を安全に守るためにも停止を心がけましょう。

警告灯は今回解説したもの以外にも、車種・モデル・グレードごとに異なりますし、たくさんの種類があります。ですので、自分の車にはどんな警告灯があるのか取扱説明書で事前に確認し、対処法についてシミュレーションしておくと突然の点灯時にも慌てずにすみます。楽しいドライブのために、車の体調のことも理解してあげてくださいね。

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