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運転が苦手な人必見!スムーズ&セーフティーに運転する5つのコツ

運転が苦手な人必見!スムーズ&セーフティーに運転する5つのコツ
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運転免許を取得するときに、誰もが教習所で運転技術を学びます。しかしそれはあくまで最低限の運転方法であり、運転スキルが向上する方法までは教えてもらえません。ましてや、長年運転をしていないペーパードライバーともなると、狭い道での走行や車庫入れなど、様々なシーンで不安を感じることも少なくないはず。

今回は、初心者やペーパードライバーのみならず、ベテランドライバーさんでも役に立つ運転のコツをいくつか紹介します。

 

MT車よりAT車の方が事故が多い?

車は変速システムによってオートマチックトランスミッション(AT車)とマニュアルトランスミッション(MT車)の二種類に分けられます。1980年代までは、MT車とAT車の比率は半々ほどでしたが、最近ではMT車の新車登録件数が全体の2%程度にまで減少しました。

複雑なクラッチとミッション操作がないAT車は、MT車と比較して運転が楽です。そのため、運転する機会が少ない女性や年配ユーザーを中心に支持され、現在はほとんどの方がAT車を選んで乗車されていますが、運転動作が単純な分、MT車より事故率は約2倍高くなっているのです。

 

スマホはオフに!集中は安全運転の近道です。

運転席に座りハンドルを握ったら運転に集中しましょう。至って当たり前のように聞こえるかもしれませんが、AT車はミッション操作によって左手を取られるMT車と異なり、左手をフリーな状態にすることができます。そうなると、空いた手でスマホやAV機器の操作ができてしまうため、事故につながりやすくなるのです。

運転中はスマホをマナーモードにしてバックの中へしまい込む、コンポやカーナビ操作は停車時以外で行わない、この二つを心がけるだけでも安全を確保できます。

 

スリープ運転とペダルの踏み間違いに備える

MT車の場合、「ニュートラル」の状態であれば、いくらアクセルをふかしても車は1mmたりと動きません。また、いずれかのギヤに入っていても、発進時にクラッチから急に足を離せば、少しガクンと動いた後にエンストします。

しかし、AT車は、ドライブレンジになっていればアクセルを踏んでいなくても車が少しずつ前進します。アクセル操作を伴わない前進をスリープ走行と言いますが、アクセルとブレーキの踏み間違いが起こりやすく、近年、スリープ走行による事故が後を絶ちません。

基本的に、AT車もMT車も右足でアクセルとブレーキを踏みかえて走行をしますが、MT車の場合は左足によるクラッチ操作を組み合わる必要があるため、足元に注意力が注がれ、踏み間違えることがほとんどありません。しかし、AT車はペダル操作が容易なため、ブレーキだと思ってアクセルを強く踏みしめた時に危険を伴う事故が発生します。踏み間違いを予防するために、普段から足の位置をブレーキのところに固定するクセをつけておきましょう。

走行中はブレーキペダルにまっすぐ右足を添え、必要に応じてかかとを支点に右へ足をスライドさせてアクセルを踏む。この動作を何度も繰り返して身に付けておけば、踏み間違いを防止することができますよ。

 

停車や減速時は早めにアクセルを離す

AT車は構造上エンジンブレーキがかかりにくいため、減速したいときはアクセルから早めに足を離して基本位置に戻しておきましょう。ブレーキは急な操作をせず、始めにやや強め踏んで減速してじわじわと力を抜きます。

余裕をもって減速や停車するようにすれば、スムーズで柔らかな運転になります。エンジンブレーキの利き具合は車種によってかなり違うため、自分の車での感覚を身に付けるために、人が車のない広く見渡しの良い道路で、アクセルを離したときに自分の車がどれほど減速するかを試してみるのもいいでしょう。

 

狭い道を走行するときのコツ

日本の道路は狭いところが多く、2台が離合するのも大変な道も少なくありません。通り抜ける際にドアミラーやバンパーなどを柱や壁でこすってしまった、なんて話も良く聞きます。

狭い道路でもスムーズに走行するために、まずは自分の車のサイズ感をしっかりと把握しておきましょう。国産車のほとんどは車幅が1,6~1,8m程度ですが、肝心なのは車内から見た時に、道路上の現在位置がわかることです。

車種によって異なることを先にお断りしておきますが、大抵はボンネットの中心が左前輪、アクセルペダルの延長線上に右前輪がありますので、この2点を基本として覚えておきましょう。そして、白線や側溝などを目印に、左右にある障害物を避けながら走行します。

それでも自信がないというときは、駐車場などで車の現在位置と車内からの見え方を、運転の機会があるごとに確認して覚えておきましょう。基本的に、ドライバーは反対側のスペースを100%把握しきれないものです。対向車とすれ違う際に助手席側をぶつけてしまうことも多いため、助手席に同乗者が乗っている場合は、同乗者に目視確認を促すのも対策のひとつです。

また、狭い道路では徐行や譲り合いの精神も大事。電信柱や停車車両など、障害物のある側の車がスペースを開けるのが一般的なマナーですし、歩行者や自転車・バイクなどが見えたら、完全にすれ違うまで停車して待つのも良いでしょう。

また、車を新規で購入する場合は自分の運転技術にマッチした車種を選ぶのもコツのひとつです。たとえば、運転が少し苦手な方や長年ペーパードライバーだった方であれば、ホイールベースが小さく、狭い道路でも取り回しやすいコンパクトカーや軽自動車の方が安心して運転できるでしょう。

 

車庫入れがうまくなる3ステップ

多くの方が「自信がない」と答えるのが、車庫入れ。接触事故が多く、最難関とも言える車庫入れのコツを3ステップに分けて紹介します。ここでは、自分の車からみて右側のスペースへ、バックで駐車する場合を例として解説していますが、左側にも共通することですので、是非参考にしてみてください。

また、車庫入れを失敗する理由として、後続車がいるため焦ってしまうという心理的原因があげられます。安全を守るためにも、ゆっくりと落ち着いて操作をすることが何よりも大事です。少し手間取りそうだなと思ったら、ハザードを付けて駐車したい意思を後続車に知らせてから、以下のステップを実践しましょう。

ステップ1「駐車動作開始位置へと移動する」

駐車場には、1台分ずつのスペースを示す白線の枠が表示されています。まずは駐車したい枠の白線と垂直に50~60cmの間隔を開け、目視で白線が見える位置に一旦停車しましょう。この位置が駐車を始める位置です。同じ場所への駐車であれば、目印を固定しておくとよりスムーズな動作が可能になります。ただし、ハイエースなどの車長が長い車は停車位置をもう少し前方に設定してください。

ステップ2「遠慮せず大きめにハンドルを切る」

次にハンドルを左へ一杯に切り、駐車したいスペースと斜めになる状態になるまで、車をゆっくり前進させます。よく、この時の角度が緩いとその後の動作が難しくなってしまうため、大きく角度をつけるのがコツ。この後のバック駐車が楽になるので、思い切ってハンドルを切りましょう。

前進を止めるのは、隣のスペースに駐車している車、もしくは白線との隙間がミラーで確認できる地点です。全く確認できないのは早すぎ、隣の車や白線と被ってしまうのは遅すぎだと思ってください。

ステップ3「ハンドルをまっすぐに戻してからバックを始めましょう」

ハンドルを戻し切っていない状態でバックを始めると、開始地点からずれてしまいますので、ハンドルをまっすぐに戻してから、ゆっくりバックしていきましょう。左右に車がいる状態で駐車する場合は、どうしても左側の車が気になりますが、最初にチェックするのは運転席に近い右側の車。しっかりと大きく角度を取って適切な位置からスタートすれば、左側の車と衝突することはありません。

後方並びに、右側の安全をミラーで確認しつつまっすぐバックし、右側後輪が車や白線を超えたら、ハンドルを左へ切りましょう。ここまでくれば、右側の車と接触する可能性はほとんどありませんので、今度は左側の車との位置関係をミラーで確認しながら、ハンドルの切り具合と車速を調整します。両側の車及び枠の白線と自分の車が平行になったら、後はハンドルを戻してまっすぐバックするだけ。駐車は無事、完了です。

 

まとめ

運転は全ての場面において、「落ち着いて慎重に」の心がけが一番大事です。この心がけが今回紹介した運転のコツにも繋がっていきますので、ぜひ実践してみてください。

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