• facebook
  • twitter
  • rss

「知らなかった」じゃすまされない!お出かけ前にチェックしたい道路交通法7つ

「知らなかった」じゃすまされない!お出かけ前にチェックしたい道路交通法7つ

クルマを運転する人なら、いちドライバーとして守らなくてはならないこと、知っておくべきことなどがたくさんあります。そしてそれら「厳守すべき事項」を細かくまとめたものが道路交通法(以下、道交法)です。道交法は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的として定められています。

1961年に制定されてから57年、私たちの生活スタイルが変化を遂げてきたように道交法も年々変化していることをご存知でしょうか。この記事ではその道交法なかでも、知っておくべき事項をご紹介します。ハンドルを握る前に、ぜひチェックしてみてください!

 

高速自動車国道等運転者遵守事項違反

第75条の10「動車の運転者は、高速自動車国道等において自動車を運転しようとするときは、あらかじめ、燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量又は貨物の積載の状態を点検し、必要がある場合においては、高速自動車国道等において燃料、冷却水若しくは原動機のオイルの量の不足のため当該自動車を運転することができなくなること又は積載している物を転落させ、若しくは飛散させることを防止するための措置を講じなければならない」

実際に、浅口市金光町上竹の山陽自動車道下り阿坂トンネル入り口付近で乗用車が燃料切れで立ち往生し、二車線のうち一車線を約20分間ふさいだため、最大約1.3キロ渋滞になるというケースがありました。

駆け付けた県警高速隊員は、ガソリン残量の確認を怠ったことにより道交法違反に当たるとして切符処理をしています。万が一、混雑している高速道路で立ち往生してしまったら、「ついうっかり…」ではすまされません。長距離ドライブの際は、車の体調を万全にして走らせましょう!

高速自動車国道等運転者遵守事項違反

反則金

違反点数

大型車12,000円

2点

普通車9,000円
二輪車7,000円

 

安全運転義務違反

第70条「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」

コンパクトに説明すると、片手運転や脇見運転をせず、道路や交通状況をしっかり把握しながらクルマを操縦し、他者に危害を与えないということです。

運転中なのにテレビに気がいってしまった、ぼーっとしていたら前方の車に突っ込んでしまったなども、この違反に該当します。万が一、交通事故になった場合は、被害者側であったとしても過失割合によっては安全運転義務違反となるケースがあります。

運転中は気を抜かないように、疲れたらこまめに休憩を取るなどして集中できる体制を整えてくださいね。

安全運転義務違反 

反則金

違反点数

大型車12,000円

2点

普通車9,000円
二輪車7,000円
原付6,000円

 

運転者の遵守事項違反

第71条4-3「安全を確認しないで、ドアを開き、又は車両等から降りないようにし、及びその車両等に乗車している他の者がこれらの行為により交通の危険を生じさせないようにするため必要な措置を講ずること」

第71条5「車両等を離れるときは、その原動機を止め、完全にブレーキをかける等当該車両等が停止の状態を保つため必要な措置を講ずること」

車を停車してから降りる際に、後方の安全確認をせずドアを開け、交通の邪魔や危険を加えることも違反になります。「ちょっとだけだし、大丈夫だよね」とエンジンをかけたままクルマから離れた場合、万が一窃盗にあっても被害者側にも責任を問われることになってしまうのです。

いずれもやってしまいがちなことかもしれませんが、危険行為となりますので十分に注意をしてください。

安全不確認ドア開放等違反、停止措置義務違反

反則金

違反点数

大型車7,000円

2点

普通車6,000円
二輪車6,000円
原付5,000円

 

携帯電話使用等違反

第71条5-5 「自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」

運転中に携帯電話やスマホを片手にする人は少なくないかもしれません。着信音が聞こえるとつい手を伸ばしてしまいそうになりますが、たとえ片手に持っている”だけ”(メッセージを送るなどしていない)でもNGです。もちろん、スマホの画面をじっと見ることも禁止です。このケースは、道路交通法以外に、都道府県の条例として設けられている場合もあります。

東京都道路交通規則では、「高音でカーラジオ等を聴く、イヤホン等を使用してラジオ等を聴くなど、安全な運転に必要な交通に関する音又は、声が聞こえない状態では車両を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は、公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りではない」とされていますので、お住いの地域の交通規則もご確認ください。

携帯電話使用等違反(交通の危険)

反則金

違反点数

大型車12,000円

2点

普通車9,000円
二輪車7,000円
原付6,000円

 

水たまり泥はね運転違反

第71条1 「ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること」

梅雨に台風、ゲリラ豪雨…。悪天のときは車での移動が非常に便利ですが、そんな時に注意したいのが泥はね運転による違反。

前方に水たまりを見つけたときは減速して走行する、出来るだけ避けるなどして歩行者に泥はねしないようにしなくてはなりません。もちろんわざとでないとしても、罰金を課せられてしまうので、雨の日は用心ください。

水たまり泥はね運転違反

反則金

違反点数

大型車7,000円

ナシ

普通車6,000円
二輪車6,000円
原付5,000円

 

警音器使用制限違反

第54条-2 「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない」

警音器とはクラクションのこと。クラクションが使用できるのは主に次の時とされています。

・左右の見とおしのきかない交差点
・見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき
・山地部の道路、その他曲折が多い道路で道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき

前方の車がもたついていたからか、クラクションをバンバン鳴らしているクルマをみかけたことはありませんか?こういう感情的な使用はNGです。危険を知らせる以外で、歩行者に向かってのクラクションを鳴らした場合も違反行為に該当します。

警音器使用制限違反

反則金

違反点数

大型車3,000円

ナシ

普通車3,000円
二輪車3,000円
原付3,000円

 

横断歩行者等妨害等違反

第38条 「車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない」

横断しようとしている歩行者を見つけたら、一時停止をするなどして安全に道を譲ってあげてください。妨げたとみなされると違反行為になってしまいますので、横断歩道が無い交差点でも歩行者基本的には通行を妨げてはいけません。前後左右をしっかり確認し、歩行者との距離を保ちながら走行するようにしましょう。

横断歩行者等妨害等違反

反則金

違反点数

大型車12,000円

2点

普通車9,000円
二輪車7,000円
原付6,000円

 

まとめ

いずれも当たり前のことのように思えますが、だからこそ「知らなかった」「違反になると思わなかった」と言えないもの。道路交通法は、年々変化する車環境や道路状況に対応すべく、毎年のように改正・施行されています。

重要な更新や変更に関してはテレビやメディアのニュースでも取り上げられますが、いずれも車を運転する立場としては知っておくべき情報です。しっかりと把握し、安全運転をして楽しいカーライフを送ってくださいね。

関連記事

TOP