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ズバリと解決!車トラブル相談室~秋・冬にありがちなこと~

ズバリと解決!車トラブル相談室~秋・冬にありがちなこと~

車を所有していると、予期せぬ様々なトラブルに遭遇することがあります。運転中や遠方にお出かけしている時にトラブルが発生してしまうと、頭が真っ白になってしまいますよね。

そこで、よくある車トラブルを解決に導くための「車トラブル相談室」を開設。プロの整備士がその知識と経験をフルに活かし、予防法や解決策をお伝えします。

起こりがちだけど対処法がわからない、こんな時ってどうするの?という疑問・質問をQ&A方式でお答えします。第1回目は、秋から冬場のシーズンにかけて起こりやすくなるトラブルについてです。

 

Q.故障以外でロングドライブ時に注意すべきことは?

A.ロングドライブで負担がかかるのは車だけではなく、ドライバー始め同乗者にも負担がかかります。ですので、体力的・精神的に、しっかりと準備とケアをしてあげましょう。

秋の紅葉や冬のスキーなど、これから行楽シーズンも本番に差し掛かります。パンクやエンジントラブルなどを未然に防ぐために、おでかけ車の安全点検をしておこうと考える方はたくさんいるはず。

しかし、運転が長距離かつ長時間にわたると、ドライバーの集中力や注意力が散漫になり、操作ミスによるトラブル発生リスクが高くなります。複数人で交代しながら運転した方が好ましいのですが、それが難しい場合はパーキングエリアなどで適時休憩をとることを忘れないでください。

また、車でのロングドライブは、ドライバーと同乗者ともに「エコノミークラス症候群」を発症する危険性があります。

すぐにできる予防法は、次の4つ。ぜひ、実践してください。

1. 最低でも2時間に一度は車から降り、手足の伸ばして軽くストレッチなどをする。
2. 前日はアルコールを避け、移動時はできるだけたばこを控える。
3. ゆったりとした服装をし、シートベルトがきつくなりすぎないよう調整する。
4. 運転中・休憩中に水分をしっかりとマメに摂る。

注意したいこと:

夜間のドライブになると視界も悪く、睡魔に襲われることがありますが、ブラックコーヒーやミントタブレットなどで、ごまかしながら乗り切らないようにしましょう。そんな時は素直に「仮眠」をとったほうが安全です。

とはいえ、30分以上仮眠すると人の体は「深い睡眠」の状態になり、起きた後も頭がボンヤリしたままになることも。「浅い睡眠」の15~20分で仮眠すると、すっきりとした状態で運転に戻ることができます。

中には「栄養ドリンク」を飲んで元気を取り戻そうとする方もいますが、「運転中の眠気」に限って言うとNGです。栄養ドリンクにはカフェインが含まれているので、一時的に脳が活性化したような感覚を覚えますが、それ以上に多くの糖質を含んでいるため血糖値が急上昇します。1~2時間経過すると反対に急降下し、眠気を誘発してしまう可能性があるので危険です。

 

Q.バッテリーが上がったけどJAFに加入していない場合はどうすればいい?

A.そんな時に役に立つのが、ほとんどすべての任意保険にセットされているロードサービスです。無料でジャンピング作業をしてもらうことができます。

出先でバッテリーが完全に上がってしまうと、車は単なる鉄の塊と化し、全く動かせない状態になります。こうなると、ブースターケーブルを使って他車のバッテリーと繋ぎエンジンをかける、「ジャンピング作業」で応急処置をするか、新品のバッテリーを購入して交換をするしか方法がありません。

このケースに直面した時に、地方にお出かけしていたり、高速道路の真ん中にいたりすると、カー用品店に行くこともできませんし、ブースターケーブルを車に搭載している方も、それほど多くはいないので焦ってしまいますよね。JAFに加入していれば、無料でジャンピング作業を受けることができますが、未加入だとこの作業に約13,000円もかかります。

任意保険のロードサービスは、基本的に無料セットでありながら非常に充実しており、バッテリー上がりの復旧はもちろん、規定距離までのレッカー移動や、パンク時のスペアタイヤ交換なども依頼できます(保険会社によってサービス内容が変わるので要確認)。保険証券か連絡先のメモを車検証入れに同封しておくと、いざというとき重宝しますよ。

また、一度上がったバッテリーの品質は著しく低下するため、ジャンピング作業による復旧だけではバッテリーがその後いつまで持つかがわかりませんので応急処置として考えましょう。再度立ち往生なんて羽目にならないよう、作業後は最寄りのカー用品店などでバッテリーを新品に交換をすることをおすすめします。

 

Q.ボンネットの中からネコの声が聞こえたら

A.「ネコバンバン」でネコさんにヒトの存在を気づかせましょう。そうすれば驚いて外に出ていきます。

車のエンジンは走行中に高熱を発生させるため、ボンネット内部は長時間にわたって、外気温よりかなり温かい状態が続きます。そして、冬場に差し掛かってくると、温かく狭い場所を好む猫にとって、車のボンネット内部は雨風や天敵からの隠れ場所にもなる、絶好の住処になります。

車を使用しない時に隠れているだけならそれほど問題はありませんが、猫が入り込んでいることに気付かず、エンジンをかけてしまったら…。ネットやニュースでもたまにこの話を聞くかもしれませんが、実は寒くなると頻繁に起こり得ることなのです。

エアコンが突然きかなくなったり、エンジンから異音・異臭がしたりしたため修理工場などに点検を依頼し、初めてネコが巻き込まれていたことに気が付く方も少なくありません。悲運なネコを憐れに思いつつも、修理と遺骸の撤去にはかなりのコストが発生しますから、何とかして防止したいところです。

予防法はとっても簡単で、エンジンをかける前に、ボンネットをボンボンと大きな音を立てて数回叩き、人間の存在を警戒心の強い猫にしっかりと教えてあげるだけ。そうすればびっくりして車から飛び出してどこかへ逃げてくれます。

子猫の場合、入り込んで出てこないこともあるため、ボンネットを叩くだけではなく、乗車前にエンジンルームを確認してからエンジンを掛ける事を心掛けましょう。よく耳にする防止方法かもしれませんがついつい忘れがちになりますので、寒い時期は習慣にしてくださいね。

 

Q積雪や凍結した道路を安全に走るには?

A.積雪や凍結をしている道路で安全に走行するには、スタッドレスタイヤやチェーンをきちんと装着し、不要不急の外出は極力控えることが大事です。

凍結した道路では、車線変更や右左折時に急なハンドル操作をすると、スリップしコントロールが効かなくなる危険が高いため、通常より余裕をもち、ハンドルをゆっくりと切れるよう、カーブや交差点への侵入速度は大幅に落としましょう。急ブレーキはもちろん厳禁です。また、車間距離は長めに取ることを心がけ、下り坂ではフットブレーキと共に、エンジンブレーキを多用すると良いでしょう。

最大の難関は上り坂ですが、アクセルを踏み過ぎてタイヤが空転すると、立ち往生してしまうこともあります。アクセルはじわじわと踏み、できれば坂の途中で止まることが無いよう、速度を微調整しながらゆっくりと登り切りましょう。積雪・凍結をした道路を走行するときに最も有効で安全につながるのは、「慎重に慎重を期すこと」であると肝に銘じておきましょう。

 

まとめ

季節の変わり目は私たち人間同様、車も何かと体調に異変が生じたり、思わぬトラブルに遭遇したりするものです。運転中に気になったこと、こんな時どうすればいい?など、保険からメンテナンスまで、気になることからちょっとした質問、ご相談などご意見お待ちしております。一緒にSOS相談室で解決をしていきましょう!

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