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【プロが教える】とにかく安く車が欲しいときの購入方法

【プロが教える】とにかく安く車が欲しいときの購入方法

通勤や買い物、送迎を考えたら車が欲しいけど、予算的に新車購入は難しい。なんとかして安く車を所有したいけどどうすればいいんだろう、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は、カーリースやカーシェアではなく、最安で車を所有する方法について自動車業界のプロがお教えします。

 

一番最安なのは親や親族から引き継ぐ or 友人から格安購入する

車を最安で購入する方法とは少し異なりますが、親族の間で使わなくなったもしくは近く買い替えの予定があるのであれば、不要になった車を引き継ぐのが「ベスト」だったりします。

この場合、車種は選べませんが、同居している親族であれば車庫証明を取り直したり、急いで名義変更したりする必要もないため、実質「0円」でオーナーになることも可能です。

また、友人や知人の中にも「そろそろ車を買い替えたい」と考えている方がいるかもしれませんので、格安で譲ってもらえる可能性もあるでしょう。

しかし、この場合は速やかに名義変更をしないと自動車税の納付書が友人に送られてしまうなど、後々迷惑をかける恐れがあるので早めの対応が必要となります。

注意したいこと

最近では、不要になった愛車をヤフオクや、楽天オークションに出品し、個人相手に中古車を売る人も増えてきました。中には信じられない価格設定の激安車も存在しますし、掘り出し物と出会える可能性もあるでしょう。

ただし、こうしたオークションサイトの場合、金銭トラブルが後を絶ちません。また、遠く離れた場所に住むユーザーとの取引であれば、現車状態を画像と文章でしか確認できないのが難点です。

個人間オークションで中古車探しにチャレンジする場合は、車両状態を自分の目で確認することが絶対条件。近くに住んでいるにもかかわらず、現車確認を頑なに断る出品者とはトラブルになりかねませんので取引を避けましょう。

 

車屋さんに眠っている「格安車」を狙う!

少しでも安い中古車を見つけたいと思っている方がまず試すのは、「カーセンサー」や「グーネット」などといった、大型中古車情報サイトでの車両検索ではないでしょうか。いずれも40万台以上の掲載車両から、予算に合った中古車を探せる便利な有名サイトですが、世の中に存在する中古車は、この2サイトに載っているものだけではありません。

年々減少傾向にあるとはいえ、2018年上半期における中古普通車の登録台数は約174万台にものぼります。これに中古軽自動車の届け出台数を加えると、総数は300万台を超えます。さらに、中古車屋さんには登録も届け出もされていない、「一時抹消」手続きをしている在庫車もありますので、掲載されていないだけでまだまだ数え切れないくらいの台数が眠っているのです。

各業者は「綺麗で比較的新しい人気の車種」を掲載したがります。大手情報サイトに掲載されていない中古車が多い理由は、在庫車の掲載には台数ごとに費用がかかるうえ、必ずお客さんから反応があると限らないからです。格安で購入できる中古車は車屋さんにたくさん眠っていますので、車種・外見・年式・走行距離など、求める条件のハードルを下げれば車体価格がタダ同然の激安車を見つけられることもあります。

つまり、中古車屋さんを自分の足で巡り、時間をかけて粘り強く探せば、隠れた「格安中古車」を見つけることも可能という訳です。しかし、あてもなくやみくもに探し歩いて良い中古車を見極めるのは大変なことです。ここで、「自動車業界のプロならこうやって格安車をゲットする!」という秘訣を2つ、コッソリと伝授しましょう。

秘訣その1「大手中古車店ではなく地元の車屋さんや板金・修理工場を回る」

ガリバー、ビッグモーター、T-UPなど、所狭しと大量の車が並んでいる中古車店は掘り出し物も期待できそうですが、最安で購入できる車を探すのであれば、大手チェーンは対象から外しましょう。なぜなら、ほとんどが大量に買取した中古車の中から、状態の良いものを直販用として商品化、それ以外の車体については業者間オークションへまとめて出品、転売するため、価格に見合った中古車しか並んでいないからです。これは薄利多売が見込める全国規模の業者にしかできないことです。

年間数十台規模で買取をしている中堅どころなら数ヵ月に一度まとめて出品することもありますが、個人経営の車屋さんや板金・修理工場の場合は、「経費のかからない自店舗で直販しよう」と考え、一時抹消後店の片隅に保管していることがあります。

実はそこが狙い目。経費的にオークション転売には向かないとプロの車屋さんや整備士に判断されながらも保管されているということは、「売り物として利益を出せる車だ」という証明です。ピカピカの人気車種とはいかないものの、この方法ならまだまだ現役で走ってくれる中古車が安値で見つかることもあります。

 

秘訣その2「長持ちしやすい車種を知る」

中古車価格を大きく左右するのは、車種自体の人気よりも年式・走行距離の方が大きなウェイトを占めるため、安い中古車は当然ながら「低年式・過走行」です。車をとにかく安く手に入れたいけど、すぐに走れなくなるのは困りもの。そこで、どんな車種が長持ちしやすいのかを知っておくのも、安い車を賢く購入する秘訣です。

プロの整備士の立場から言うとトヨタ車全般は長寿ですが、中古車市場での評価も高いため、「安く購入する」という、今回のテーマから若干外れてしまいます。トヨタ車のうちコンパクトカーのパッソやヴィッツなら、比較的安く販売されています。

これらの車種は一般的に中古車の寿命の目安とされる「10年落ち・10万km」を超えていてもしばらく現役での走行が可能ですが、同じぐらいの金額であればもう少し新しい型式がゲットできるでしょう。パジェロミニやジムニーは15年以上や20万km以上を走破した車体が多く出回っていますが、軽自動車ながら非常に頑丈なので走行には問題ありません。

ちなみに、ゴルフやポロといった輸入コンパクトカーも、低年式車なら中古車市場で激安販売されていることがあります。ですが、不具合が出た場合、部品代や交換工賃に大きなコストがかかるので、「維持費」もひっくるめて考えると国産の小型車・軽自動車を選んだ方が無難です。

車検や名義変更を自分でやってみよう

本体価格3万円の激安中古車を見つけたとしても、購入時には「諸経費」として、名義変更・車庫証明手続き費用や、車検整備・代行料が加算されますので、最終的に支払うのは20万円近く必要になることがほとんどです。中古車店はこの代行料を大きな利益として見込んでいるため、「自分で対応します」と言っても、気分良く首を縦にふってはくれないでしょう。

できる限り安く車をゲットしようと車検切れ、もしくは寸前の車体を個人間オークションで購入した場合は、次の車検を自分で実施することでトータル的に購入コストを削減できます。首尾よく通過すれば、車検代行料を節約できますのでチャレンジするだけの価値はあります。

また、ディーラーに名義変更・車庫証明入手を依頼すると、25,000円~30,000円かかりますが、自分ですべて対応すれば4000円(※)ほどで済みます。ユーザー車検より簡単ですので、友人・知人から格安で譲ってもらう、または個人間オークションでお得に購入できた時は、コストを抑えるため自分でやってみましょう。

※管轄が変わりナンバープレート変更が必要な場合は、別途1,500~2,000円が必要です。

まとめ

国産車は思っている以上に長寿命ですので、10年10万km以上の中古車は安くても買うのはちょっと、と戸惑うことはありません。基本的には普通車より軽自動車の方が販売価格も安く、ユーザー車検や名義変更も簡単なので、とにかく安く車を入手したいのであれば、軽自動車がオススメだと言えます。長持ちする中古車を探すときは、街を走っている車をよく観察してどんな車種が古くても現役を続けているかを参考にしてみてくださいね。

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