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プロにお任せ?自分で直す?クルマにキズがついた時の対処法

プロにお任せ?自分で直す?クルマにキズがついた時の対処法

狭い路地や直角カーブ、バックをしていた時など、ついうっかり愛車のボディやバンパーをこすってしまった!という経験はありませんか?パッと見て目立たないくらいのちょっとしたキズであれば、修理に出すか自分で直すか迷うところですよね。

この記事では、不注意で車をキズつけてしまった時に知っておくと便利な対処方法をお伝えします。

クルマの塗装の仕組み

クルマの塗装は、

①クリア塗装
②カラー塗装
③下地(さび止め塗装)
④鉄板

で成り立っています。

キズの修理は塗料の微妙な色の違いや日光などによる劣化により、プロでも100%色を合わせることが難しいのだとか。そのため、少しの差でも気になってしまう神経質な方は修理による色のムラを嫌うため、全塗装をしてしまう人もいるようです。

 

プロに修理を任せる場合は…

「自分での修理は自信がない」
「元通りにきれいに直したい」
という人は、ちゃんとプロに任せましょう。

料金は、「キズの大きさ」「キズの箇所」「キズの数」「ボディカラー」「車種」、「作業工程」「塗料の種類」などによって決まります。工場によって料金の差が大きいため、数社から見積もりを取って修理に出すことをおすすめします。

全国でチェーン展開しているカー用品店のイエローハットでは、小さなキズ・へこみだけに限定した「クイック修理」で、板金・塗装作業の工程を効率化しています。塗装のみで済むバンパーなどの樹脂パーツと比べると、ドアやフェンダーの鉄板部分は防錆処理(ぼうせいしょり:金属の錆を防ぐ薬剤の処理)を行わなくてはならないため、料金が高くなります。

【カー用品店イエローハット・クイック修理料金】

バンパードア/フェンダー

(キズのみ)

ドア/フェンダー

(キズ・へこみ)

ミラー
18,900円28,400円33,200円4,800円

※15cm×15cm以内のキズ1か所の修理代です。
※ボディがアルミ素材の車両、社外エアロパーツ装着車及び特殊塗装(マジョーラ・スクラッチシールド等)、カラーナンバー不明、レクサス等の6~8コート車両は除きます。

板金塗装工場に直接依頼する

自動車ディーラーやガソリンスタンドでもキズの修理を受け付けていますが、ほとんどが自社で修理を行わず、板金塗装工場に委託しています。

そのため、自分で工場に直接修理を依頼すれば、仲介料のカットも可能に。ただし、車の修理は「安ければいい」というものではありません。きれいに仕上げるためには手間暇がかかります。

大事な愛車ですので、作業工程を聞いた上で、納得のできる料金設定をしている工場に依頼するのがベストでしょう。

バンパー傷は浅いものならコンパウンドで、樹脂が削れるような傷は工場で修理

腕のいい板金塗装工場を見つける方法

クルマのキズの修理は、高度な技術が必要です。不意にキズをつけてしまった場合、下調べをしているわけではないので腕利きの工場がどこにあるのかわからないもの。

そんなときは、ビンテージカーや高級車を多く扱っている工場を訪ねてみてください。これらの車のオーナーは、塗装などクルマのコンディションにとても敏感です。

そんな人たちからオーダーをもらう工場は、優れた技術を有している確率が高いもの。きっと、あなたが満足いく仕上がりが期待できることでしょう。

 

D.I.Yに挑戦!キズを直してみよう

 「プロに頼むとお金がかかるし…」「修理に出す時間がない」「これぐらいのキズなら自分で直せるかも」という方には、自分で直すという方法もあります。

浅いキズはコンパウンドで直す

かすりキズを修理するときはコンパウンドを。

狭い路地を曲がるときに電柱に軽く接触したり、バッグやレジ袋がドアなどにあたったりして付着してしまった細かなキズ、触ってもへこみを感じないキズは、コンパウンド(研磨剤)を使って消します。

コンパウンドは歯磨き粉やクレンザーと同じ原理で、細かな粒子が周囲の塗装面を薄く削ることでキズを埋めていくものです。

カー用品店やホームセンターに行けば、600~1,000円で販売していますので、まずは一度チャレンジしてみてください。なお、歯磨き粉は力不足ですし、クレンザーは粒子が粗すぎて塗装を痛めてしまうので代用は厳禁です。

 

コンパウンドの選び方

コンパウンドには「キズを消す用」と「磨き上げ用」があり、二つを組み合わせて使うことで、キズを目立たなくするものです。

最初に粒子の粗い「キズを消す用」で周囲の塗装を薄く広げてキズ口になじませ、そのあとに目の細かなコンパウンドを使って、塗装面を滑らかにします。

購入する際は、キズを消す用は0.5~0.7ミクロン、磨き上げ用は0.1ミクロンを目安に購入してください。「何を買っていいかわからない」と言う人は、とりあえずセットになっているものを購入しましょう。

リキッドタイプとペーストタイプがありますが、初めて使う場合は、蒸発しにくいペーストタイプがいいでしょう。

コンパウンドの使い方

クルマに付いた汚れなどで新しいキズを作らないよう最初に洗車します。次に目の粗いコンパウンドを使い、柔らかい布かコンパウンド専用スポンジなどでキズに沿って縦横まんべんなく拭きます。円を描くように拭くとキズを広げてしまい、力を入れすぎると塗装を痛める原因になりますので、ソフトなタッチを心がけてください。

補修用カラーペンでD.Y.I修理に挑戦

コンパウンドでは消えないキズを目立たなくしたり、塗装のはげによる錆を防ぐためには「補修用カラーペン」を使った修理に挑戦してみましょう。

カー用品店やホームセンターに行くと、「タッチアップペン」や「カラータッチ」などの商品名で販売されています。

ずらっと並ぶカラーペン。

カラーナンバーの選び方

メーカーごとに専用カラー(600~700円ぐらい)が販売されていますので、車体に表示されているカラーナンバーから愛車に合った色を選びます。カラーナンバーの表示場所メーカーや車種によって異なりますので、下記を参照してください。

タイプメーカーカラーナンバー表示場所
乗用車

 

 

 

ホンダ

ホンダ マツダ

トヨタ 日産 三菱 マツダ いすゞ

スバル

運転席側のドア当たり部

助手席側のドア当たり部

エンジンルーム内

 

ミニバンホンダ

マツダ

マツダ

トヨタ 三菱

スズキ ダイハツ 日産

運転席側のドア当たり部

運転席側のラバー部

助手席側のドア当たり部

運転席側の下部

運転席側のラバー部

補修用カラーペンをスプレーに

補修用カラーペンは筆でキズをペイントするため、きっちりきれいに直すことはなかなか難しかったりします。できるだけきれいに仕上げたいなら、補修用カラーペンをスプレーに変える専用アダプターを使ってみてください。

まず、キズ以外の塗装部に飛び散らないように、キズ周辺を新聞紙やマスキングテープなどで保護し、30cmほど離れた場所からキズに向けて噴霧します。塗料が固まらないよう、お湯などでカラーペンを温めてから使用し、乾かしながら薄く塗り重ねていくのがポイントです。

よく乾かした後、目の細いコンパウンドを使って周りの塗装との境目をぼかしていきます。最後にワックスを塗って保護してあげれば出来上がりです。プロの仕上がりとまではいきませんので、素人レベルで納得できる人向けです。

工場で修理。すぐに修理に出せないなら、錆びないよう、タッチペンなどで応急処置。

 

大事な愛車。キズのケアはお早めに!

 塗装はボディを守る効果があります。鉄板にまで達しているキズを放置しておくとすぐに錆が発生し、長らく放置すると錆が周囲にまで広がり、穴をあけたり朽ち果てたりしていきます。

早めのケアで大切な愛車を守ってあげてくださいね。

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